暘州通信

日本の山車

◆38811 神仙 五 更新

2014年04月12日 | 日本の山車
◆38811 神仙 五 更新
・方丈(ほうじょう)
 方丈山(ほうじょうざん)は、東海の中心にあり、山の頂上は龍の群がるところとされる。山腹に金銀、玻璃で飾られた燦然と輝くのが、【三天司】の官廰である。仙人の中には天に昇るのを望まないものもいるが、そのような仙人らはこの方丈に聚(あつま)る。これらの仙人は畑を拓き、耕作して薬草を栽えている。その様子は人間界とよく似ている。
 【玉石宮】とよばれる泉の近くに、【九源丈人宮(くげんじょうじんきゅう)】がある。ここでは、水神、龍蛇、巨鯨など、水にかかわる水属を統括している。
 山の西側には【照石】とよばれるものがある。この石をとって翳せば、十里先をゆく人の眉毛までもはっきり見える。この石は細かく砕いてもおなじようにはっきりと見える。しかも非常に軽量で、一丈四方の大きさがあっても、わずかに十匁ほどである。中国の燕の國の國王だった【昭王(しょうおう)】は、たまたまこの【照石】を入手することができたので、これを細かく砕いて泥状にし、【通霞臺(つうがだい)】の壁に塗らせたところ、昼夜となく美しく光り輝き、西王母がたずねてこられたこともある。

これは仮説である。
 『方丈記』は、鎌倉時代、鴨長明(かものちょうめい)が、京都山科の日野山(京都市伏見区日野町)で執筆された『方丈記』は、『徒然草』、『枕草子』とともに、【日本三大随筆】とよばれる。わずか一丈四方(方丈)の庵を結んで隠棲したと伝わり、その住居を方丈とよんだことから、その随筆を『方丈記』と読んだとされる。しかし、その世俗を避けた隠棲の様子から、俗界を離れ、自らを仙界の、【方丈山】に住まいする仙人に譬えたものではないかとうかがわれる。
□参考
次を参考にさせていただきました。
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