暘州通信

日本の山車

●144 高山市の不正 新飛騨食肉センター問題(5)

2006年01月05日 | Weblog
○アクセス飛騨は、高山市に対する疑問を解明するため、行政文書の開示請求を行った。

 高山市情報公開条例第一〇号により下記の行政情報の公開を請求します。

Ⅰ 高山市議会議決記録
①高山市畜産振興事業補助金交付規則、昭和四九年三月二0日、市規則第五二号。
 補助対象事業等、第二条補助金の交付の対象となる事業の種類、内容及び補助率 について定める、別表七飛 騨食肉センター施設整備補助事業
 飛騨ミート農業協同組合連合会。
 上記、高山市議会議決に関する議決事実および事項。
           以上

 高山市情報公開条例第一〇号により下記の行政情報の公開を請求します。

Ⅰ 高山市冬頭町飛騨食肉センターに関する情報について、
①高山市が保有するすべての土地の表示。
 地番、地積、地目
②賃貸開始より現在に至るすべての賃貸契約書。
③賃貸開始より現在に至るすべての賃借人の表示。
④賃貸料の支払い事実を証する文書。
⑤期間中賃借人の名称(法人、個人、団体)記載のある文書。
⑥前項⑤代表者(個人)氏名の記載がある文書。
⑦前項⑤事業所所在地の記載がある文書。
⑧転貸、同居者があるときはその氏名。
⑨賃借人が建築物をはじめとする工作物の設置を認めた文書。

 高山市情報公開条例第一〇号により下記の行政情報の公開を請求します。

Ⅰ土地開発公社理事長および理事、職員名。
Ⅱ高山市八日町に建設が進んでいる新飛騨食肉センターに関し、土地開発公社は用 地の取得を行ったか。

①収用したすべての土地の表示(地番、地積、地目、旧地権者名称および住所)。
②すべての土地について個別の収用費明細を記載する文 書。
③新飛騨食肉センター用地は公共用地か。
 公共用地であるときはその根拠を示す文書。
④新飛騨食肉センター用地は公用地か。
 公用地であるときはその根拠を示す文書。
⑤用地の取得は土地開発公社の単独行為か。単独行為の時はその事実を証する文書。
⑥用地の取得は土地開発公社の受託行為か。受託行為の時はその相手方を特定する 文書。
⑦用地取得にかかる議決を証する理事会議事録。
⑧用地代金の出所。取得費は土地開発公社の事業資金か。資金提供者はだれか。
 東海北陸高速自動車道の完成は次第に北上し、国道一五八号線の交通量が増加している。やがて、中部縦貫道の高規格道路が完成し、清見村に建設されるインターチェンジが完成するころは、名実ともに高山市の西玄関となる。
 新宮町は環境問題を町内会行政の柱としていて、岐阜県屋外広告物条例による屋外広告物景観モデル地区の指定を受け、新宮まちつくりの会を設立して緑豊かな自然環境を生かしたまちつくりに努力している。
 建設予定地は、高山市内でもアルプスの眺めが最も美しい地域のひとつでもある。
北野橋から撮影されたJA飛騨ふる里カレンダーの美しい写真に感動を覚えた人もきっと多いだろう。
 予定地となっている農地は、土地改良事業で整備された優良農地で、今再度開発が行われることに違和感を感じる人も少なくない。周りに何の障害物もなく、最も効率的に農業機械を活用できる場所である。

 東海北陸高速自動車道の完成は次第に北上し、国道一五八号線の交通量が増加している。やがて、中部縦貫道の高規格道路が完成し、清見村に建設されるインターチェンジが完成するころは、名実ともに高山市の西玄関となる。
 新宮町は環境問題を町内会行政の柱としていて、岐阜県屋外広告物条例による屋外広告物景観モデル地区の指定を受け、新宮まちつくりの会を設立して緑豊かな自然環境を生かしたまちつくりに努力している。
 建設予定地は、高山市内でもアルプスの眺めが最も美しい地域のひとつでもある。
北野橋から撮影されたJA飛騨ふる里カレンダーの美しい写真に感動を覚えた人もきっと多いだろう。
 予定地となっている農地は、土地改良事業で整備された優良農地で、今再度開発が行われることに違和感を感じる人も少なくない。周りに何の障害物もなく、最も効率的に農業機械を活用できる場所である。
 地元の人たちを嘆かせているもう一つの理由に、処理場の向かいには先祖の御霊を祀る霊園があることだ。
 霊域と殺生とはあまりにも馴染まない。一般的な常識から考えてもあまりにも常識を逸脱しており、このことにも地元民の怒りをかう一因ともなっている。
 処理場用地には、寺院組内の土地があり、信徒らの集会でも、建設地変更が決まっていた。
「共同墓地には九十余りの墓地と、無縁仏がまつられていますが、一つひとつの墓にはその一族と知人や関係者が結びついており、何千人と言う方がお参りにこられます。
 これらの人が墓に手を合わせると、川向こうには一日に何百頭もの家畜をする建物と、間もなく殺される家畜を積んだトラックが出入りする光景を想像するとき、、言葉では表せない悲哀といたたまれない不快感を覚えます。一方で、お肉をいただいている以上不満を言うのははばかられるのですが」

 平成九年の統計によると年間の処理数は牛五千八百四〇頭、豚一万六千四百八〇頭、綿羊三十一頭、合計二万二千頭余りとのことである。
 頭書に述べたように、高山市の家畜飼養頭数は年々減少している、新宮で把握した情報によると、平成三十年頃には高山市以外の家畜のための処理場となるのではないかと推定している。
 現在処理施設のある冬頭町では長い間にわたって立退きを要望している。
 新宮に計画されている処理場の条件が高山市の言うように何ら問題のない施設であるならば、冬頭町も、移転を希望することはないはずである。
「かならず見えない問題が伏在している」これが、新宮地区の住民を説得できないもっとも大きな理由の一つでもある。
 「高山市の話や説明を聞いている限りいいことずくめで、反対することが恥ずかしくなるくらい」だという人もいる。
 だが、
「冷静に判断すれば、なにかがおかしい、ことにすぐ気づくはず」
「見えない部分、不透明な部分におおきな疑惑が潜在しているような気がしてならない」。
「何か、大切なことが隠されているような不安を覚える。それは何か出来てしまったあとで、失敗った、と思っても取り返しのつかないことなのではないかという、予想の付かない不安がつきまとう」
 これらについて、だれもが一様に考えていることは、面談を避け、疑問に適切な答えず、地元に明快な説明をしない高山市の行政態度に尽きる。

 子牛市場の誘致はどうか。

 経済連などともよく協議し、子牛市場などをもってくる案などはどうか。家畜の殺される施設だから困ると言う仝員がほとんどだから、こちらの案であれば下之切町や新宮も、共に同意は得やすいと考える」。
 町内会に対し、予定地の変更を求めたのは、新宮町三班と、予定地変更をお願いする会だった。
反対の意思表示を表に出せない反対者も多くいた。
町内会を賛否により二分するようなことのないよう強くお願いしたい。

 交換か売却か

「信徒としては、強く反対を表明し、何とか予定地の変更を求めたいところだが、ここにいたっては困難な状況を認めざるを得ないのではないか。
しかし、その中でも最低限の希望として、将来に悔いを残さない形での転用をもとめる妥協以外に道はないようだ」。
 土地として所有することで意見が一致交換か換金かの決定は早急にしなければならない。
 区分所有権の中にも賛否がある。
「組としてもっとも簡単で公平な選択方法は、市で直接29名の地権者と個別に話合いの上、29分の1の権利に対し、それぞれ同意をとってもらえばいちばんいいだろうが高山市としては、それでは大変だろう」。
「高山市には何の遠慮も気兼ねも必要ないのではないか。言い出した高山市がそれくらいの労をとるのはむしろ当たり前ではないか」
「前回の地権者に対する説明会では、高山市は地権者の土地と氏名は百も承知しているのに、このうちの三名にだけ説明会の案内状を出したものの、役員にはまったく連絡がなかった。このやりかたに、案内の無かった役員や他の地権者は激怒したひともいた。
「案内のあった三名に決定権が与えられてあるならば、それもやむを得ないが、この場合、誰が交渉の窓口となっても、最後は総会できめるのだから、高山市の差別的なやりかたは、反発を招くのは当然で、土野市長にも山岡農林部長にも強い不信感をもった」。
 なんども話し合った結果、食肉処理場は不適当な施設との結論に達した。
 決議文は平成 年12月21日に役員連名で、高山市山岡農林部長に提出された。高山市からは納得のいく説明はなく、話合いもまったく行なわれないのみか、組に対する回答もなかった。「誠実さを欠いた農林部の態度ではとても協力できない」などの意見が相次いだ。

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