暘州通信

日本の山車

◆30899 沼須人形

2013年07月17日 | 日本の山車
◆30899 沼須人形
□所在地 群馬県沼田市沼須 
□汎論
 沼須町は沼田市の東南にある町で、【沼須人形】が上演される。沼須人形は、安政年間にはじまったと伝えられる。黒子が一人使いの人形を操り芝居が進行する。関西の浄瑠璃人形に似るが、いろいろな工夫がなされていて、文楽などの浄瑠璃人形そのものではない。人形遣いは人形の背後から手を入れて【牛蒡串(ごぼうくし)】とよばれる細竹を指で操作して所作を行う。京都府亀岡市の【稗田野神社】の祭礼に行われる【串人形】と似ている。
 しばらく途絶していたが、昭和五〇年に融資により復活。保存会が結成されて保存に努めている。平成七年に沼田市の重要民俗文化財の指定を受けた。
 沼田市は藩政期には美濃の【土岐氏】の支配下にあった。【橋本香坡】の父は沼田藩に仕えた士族であったが、飛び地である美作(岡山県)にあった知行地を預かり、また大阪の蔵屋敷に住んだ。橋本香坡の妻は、沼田藩士族、平尾氏の娘で静子といった。香坡は、若いとき、大阪今橋にあった【梅花社】で篠崎小竹に師事した。この縁で伊丹郷町(兵庫県伊丹市)に設立された【明倫堂】の学頭となって両親妻とともに伊丹に移り住むこととなった。ちょうどそのころ伊丹郷町宮前の岡田家に淹留していた飛騨高山の名工【谷口與鹿】と知り合い生涯の友人となった。谷口與鹿は飛騨高山の屋臺に数々の名品を遺している。
 香坡と與鹿は、安政年間には一緒に長崎へ旅している。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・白山神社  9,手挟の菊  10,拝殿入口虹梁の松 11,刻銘 谷村町上丁 彫工 福田藤右衛門俊秀 七十五才  大正三寅年四月
社寺彫刻紹介  EARTH1
 http://blogs.yahoo.co.jp/rnksr047/9435516.html
・八剱八幡神社・木更津んまち(八幡さまんまち)楽日
櫻南やさぁこりぁ日記 次のお祭りは、20日佐倉 松ヶ丘、21日人見神社
 http://blogs.yahoo.co.jp/torairo2419
・今日は午後半田市立博物館へ。……成岩西組神車は先月30日に博物館へ入ったのですが、残念ながら組み上げは見に行けませんでした。
ukokkeiの徒然草 博多遠征レポート掲載中。
 http://blogs.yahoo.co.jp/ukokkei_taya/11651240.html
・淘宝網の方面は、今すでに着いて構想の時間を変えなければなりませんと語っています。
齊白石の書画の作品の淘宝網の高値は取引が成立します
 http://blogs.yahoo.co.jp/yirenmeili7
・岩礁の間にタマンがのんびり  タマンは沖縄で人気の大衆魚、ハマフエフキのことだよ  潮にまかせてゆらゆら、ゆらゆら
がじゅ丸の『OK! now』 ご訪問ニフェーデービル! 沖縄の素潜り写真をアリンクリンお届けサビラ!拡大して見てね(*^^)v
 http://blogs.yahoo.co.jp/maxokinawa2003

地域を特定しやすくするため行政コード番号は変更せず、従前のままです。
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