暘州通信

日本の山車

◆02598 新小岩香取神社祭

2012年03月20日 | 日本の山車
◆02598 新小岩香取神社祭
□社名 香取神社
□所在地 東京都江戸川区中央四丁目
□祭神
フツヌシノミコト 經津主命
末社
稲荷神社
鷲神社
道祖神
水神社
大雷神
□祭
□山車
現在は存在しない。
□汎論
 新小岩香取神社の創祀は不明。茨城県の香取神宮より分祀を受けて祀られたと伝わる。江戸川と荒川にはさまれた当地は古代には氾濫原だったと推定される。当社は旧西小松川村の鎮守としてその一角を占める高地に鎮座した。江戸川を中心とする東京都から千葉県に及ぶ地域は【葛の地】で、江戸川区南部にあった、桑川村、長島村、東宇喜田村、西宇喜田村は、のちになって、四村合併により【葛西村】となって【葛】が復活している。【葛飾】もやはり【葛】の範疇に入る。
 仮説であるが、福井県には【沓】があり、沓を姓氏とする沓掛、沓水などは、滋賀県にまで及んでいる。同じ滋賀県の旧安曇川には、葛川、朽木(くつき)があり、古代の渡来系氏族の定着地と考えられる。
 新小岩香取神社の祭には江戸時代に山車が曳かれた伝承が残る。

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