暘州通信

日本の山車

◆03686 湊八坂神社祭

2010年02月07日 | 日本の山車
◆03686 湊八坂神社祭
佐賀県唐津市湊
湊八坂神社(疫神社)
□祭神
スサノオノミコト 須佐廼男命(素盞鳴命)
□祭は七月下旬。
□山車(山笠)
・浜地区
・岡地区
□汎論
 湊八坂神社は、別名を疫神社(やくじんじゃ)ともいい、二月には厄祓の「厄神祭」が行われる。神功皇后の三韓渡海へのとき、玄界灘は霧が濃く船を進められなかった
が、榊を燃やしその灰をまいたところ、霧が消えて、船をすすめることができたという故事にちなんで行われる祭。一名を「灰振祭」ともいい、二月十一日に、厄年を迎えた男性が、参拝者に灰を振りかけ、この灰にかかると一年を無病息災で過ごせる
 神社の創祀は不明。天正八年(一五八〇)に当地を領していた八波常陸介が八坂神社を再建したと伝えられ、その言い伝えによると、由緒はかなり古いようである。
 納涼祭に山笠が奉納されたとの言い伝えがある。その後、病疫が流行したことから病祓の祇園祭が行われるようになったらしい。
湊漁港の先端には「立神岩」とよぶ奇岩がある。玄武岩の柱状節理のうえに周囲約六メートル高さ約三〇メートルを越える双柱の巨岩が立つ。基壇曩の岩塊の節理と整合せず、自然のものか人工によるものか判別しがたい。

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