暘州通信

日本の山車

◆01625 津屋崎祇園山笠

2011年02月02日 | 日本の山車
◆01625 津屋崎祇園山笠
□社名 波折神社(なみおりじんじゃ)
□所在地 福岡県福津市(旧津屋崎町)津屋崎
□祭神
セオリツオカミ(瀬織津大神)
スミヨシオオカミ(住吉大神)
シカオオカミ(志賀大神)
合祀
スガワラノカミ(菅原神)
ウケモチノカミ(宇氣毛知神)
□祭は七月中旬。
□山車
山車(山笠)三臺が出る。
・岡流
・北流
・新町流
(順不同)
□汎論
 波折神社(なみおり)の創祀は、ジングウコウゴウ(神功皇后)が西征のとき宮之本に祀ったのが当社とされる。セオリツオカミ(瀬織津大神)は海神族(綿津美氏)の祀る神であったが、ジングウコウゴウが引渡しを得られなかった神のひとつと推定される。アマテラスオオミカミ(天照大御神)という皇室神は、ジングウコウゴウが九州を訪れたころはまだ存在しなかった神で、アマテルカミ(天□留神・□は文字なし)、あるいはセオリツオカミ(瀬織津大神)を荒魂として、和魂(にぎたま)といえるアマテラスオオミカミ(天照大御神)が創作されたのはおそらく五世紀以降もしかすると六世紀以降かもしれない。セオリツオカミ(瀬織津大神)と、アマテラスオオミカミ(天照大御神)は等各の神である。全国にセオリツオカミ(瀬織津大神)を祭神とする神社は数百社あるといわれるが、これらは、海神族(綿津美氏)、あるいは出雲氏によって祀られたもので、大和政権成立以前に祀られた古い神社といえよう。
 津屋崎の山笠は、【津屋崎型】として分類する考え方がある。                 


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