暘州通信

日本の山車

◆01839 沓見の御幣 更新

2014年03月19日 | 日本の山車
◆01839 沓見の御幣 更新
□社名
男宮
信露貴彦神社(しらきひこじんじゃ)
祭神
ニニギノミコト 邇々藝命
ヤマトタケルノミコト 日本武尊
女宮
久豆彌神社(くつみじんじゃ)
祭神
コノハナサクヤヒメノミコト 木花開夜姫命
ニニギノミコト 邇々藝命
オオヤマクイノミコト 大山咋命
不明
□所在地 福井県敦賀市沓見
□山車
山車の呼称、形態は、御幣(赤御幣、青御幣)
青御幣
赤御幣

●公会堂を出発する祭の行列


●男宮に向かう行列
●上記二枚の写真は福井県敦賀市沓見地区の役員さんからご提供いただきました。
ありがとうございます。
写真をクリックしていただくと拡大されます。

□汎論
 【信露貴彦神社】の創祀は推古天皇期一〇年(六〇二)と伝わる古社。延喜式神名帳に記載がない【式外社】である。【沓見御田植祭】は、沓見の田植祭として行われる神事で、【男宮】とよばれる【信露貴彦神社(しらきひこじんじゃ、しろきひこじんじゃ)】からは、依代となる青く塗った御幣。【女宮】とよばれる【久豆彌神社神社(くつみじんじゃ)】からは、赤く塗った御幣が出る。
 信露貴彦神社の訓みは「しらきひこじんじゃ、しろきひこじんじゃ」で、韓半島(朝鮮半島)古代の【新羅・しらぎ】にゆかりをもつ。旧鎮座地は、沓見区の南にある【字神所、下ノ森】だったと伝わるが、現地への遷座時期は不詳である。江戸時代には「白木大明神」、また「白木彦明神」とよばれており、このころまで祭神は信露貴彦命だったと推定される。現在の祭神は皇室系となっていて、本来の祭神である【信露貴彦】の名が見られない。明治七年に、社格が【村社】となったさいに更新されたのかもしれない。
 祭には、【王ノ舞】が奉納される。島根県隠岐島、福井県小浜市、兵庫県西脇市ほかで行われる【蘭陵王】とは軌を一にする伝来が推察される。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・沓見御田植祭
 沓見御田植祭(くつみおたうえまつり)は、敦賀市沓見区の氏神である信露貴彦(しらきひこ)神社(男宮)と久豆彌(くつみ)神社(女宮)が合同で行う春祭りである。明治の中期ごろまでは旧暦の4月6日に行われていたが、現在は5月5日に変更されている。
・JR博多駅から宗像市鐘崎へ3 織幡神社(福岡県)
2013/12/23(月) 午後 3:16
... 例祭 五月五日 直日神社 祭神 大直日神(おおなおひ おおなおび) 由緒不詳。 例祭 (記載無し)  御本殿です。 御幣殿の屋根という表現で宜しいでしょうか。 ... 雙沓(ふたつのくつ)のみ遺しおきて、其の身を隠し行方 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/seoto_kisyuu/62235074.html
・尾道★ロープウエイに乗って
2010/1/23(土) 午前 10:47
... 乗り場の脇に大きな神社がありまして 御幣も掲げられておりましたが、そばにはラーメン屋の赤提灯も下がっております。 ロープウエイは、神社の上を滑ってゆくのでございます。 乗務員のあの抑揚のない口調は、私を否応なしに観光客気分にさせるのでした。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/kusunoki_1999/23221691.html


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