暘州通信

日本の山車

◆05627 府谷八幡宮祭 更新

2012年12月29日 | 日本の山車
◆05627 府谷八幡宮祭 更新
□社名 府谷八幡宮
□所在地 岩国市(旧錦町)府谷
□祭神
□祭は一〇月下旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、揉山(もみやま)
・河本地区
□汎論
 府谷八幡宮の祭礼には揉山(もみやま)とよぶ山車が出る。地元では【神輿】とよんでいる。明治中期に始まったと伝わる。神の依代とされる【神子】呼ぶ子供を籾山に乗せて担ぎ、これを空中に投げ上げるという奇祭である。
 錦町(現岩国市)には、【亥の子祭】とよばれる民俗祭事が行われる。中国広東に見られる風習といい、旧暦十月の亥の日、亥の刻に、七穀をまぜて搗いた七色の餅を食うと病にかからないといいこれにちなんだ民俗行事になっている。
 ところによって、【搗石】とよぶ石に縄をかけ、子供たちがこれを引き上げて落として、地を搗く行事がおこなわれる。

【某所石搗唄】
一ツ いのこのまつりには よいよい こらさ
二ツ ふんどししっかりしめなおし よいよい こらさ
三ツ みっかまえからたのしみに よいよい こらさ
四ツ よなかのやはんすぎ よいよい こらさ
五ツ いつかのぼんおどり よいよい こらさ
六ツ むりやりねじこんで よいよい こらさ
七ツ なくまでやりすぎた よいよい こらさ
八ツ やっとでひきぬいた よいよい こらさ
九ツ 今夜は夜明けまで よいよい こらさ
一〇 でととうとうこができた よいよい こらさ

 山ノ神は春になると山を下って【田ノ神】となり、秋の収穫が終わるとまた山にお戻りになると信じられ、山ノ神は女神でたいへんやきもちやきだと言うのが通説である。したがって、秋に山にお戻りになるときは、神送りと称して男性のみが山ノ神に随行し、長野県の某所では大正期まで、山上の祀堂まえには新藁で女神像をつくり、そのまえでは男性は全裸になって山ノ神と酒を酌み交わし、食事をともにし、女神と一緒になって踊り囃すところがあった。山ノ神はお喜びになって、来る年の豊作を約束してくださると信じられていた。
 山ノ神は女神であり、大山祗神、大山咋神とは異神である。
 【山ノ神の柱】とよぶ柱が立てられところがある。この柱は依代であるが、山ノ神の杖だともいい、杖をついたあとには小さな丸い穴が残っていると伝わる地方もある。関わりの有無は不明であるが、このくぼみを【盃状穴・はいじょうけつ】とよぶ。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・長い夏休み。
 http://blogs.yahoo.co.jp/tawa_tawajp/35269804.html
・神輿パレード
 http://blogs.yahoo.co.jp/tomkon2106/37441956.html
・跟神 走了(お神輿担ぎ)
 http://blogs.yahoo.co.jp/diapalace103/26546880.html
・松原神社の神輿に出会う♪
 http://blogs.yahoo.co.jp/norako33530/13674915.html
・【22000hit記念】100番のお話『神田祭・・神輿いろいろ』
 http://blogs.yahoo.co.jp/takashidoing0826/46907509.html
・女神輿だ~♪担いだぜい!!
 http://blogs.yahoo.co.jp/yokkoyouko/11774309.html

地域を特定しやすくするため行政コード番号は変更せず、従前のままです。
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