暘州通信

日本の山車

◇02793 伴林氏神社祭

2009年08月27日 | 日本の山車
◇02793 伴林氏神社祭
大阪府藤井寺市林
伴林氏神社
祭神
タカミムスビノカミ 高皇産靈神
配祀
アメノオシヒノミコト 天押日命
ミチオミノミコト 道臣命
摂社 
若宮八幡社
オウジンテンノウ 應神天皇
□祭一〇月上旬。
□山車(地車)
一臺ある。
□汎論
 伴林氏神社は延喜式神名帳に記載される古社。社号は延喜式にも同じ名前で記載され創祀時すでに「伴林氏」を祀る神社として建立されたと考えられる。
祭神のタカミムスビノカミ(高皇産靈神)は降臨時に高木神として記載される。天照大神の子であるアメノオシホミミノミコト(天忍穂耳命)がタカミムスビノカミ(高皇産霊神)の娘と結婚して、生まれたのがニニギノミコトとされる。
 アメノオシヒノミコト(天押日命)は大伴氏(伴林氏)の祖先にあたり、百済からの渡来人と考えられている。ミチオミノミコト(道臣命)は、当初ヒノオミノミコト(日臣命)といいアメノオシヒノミコト(天忍日命)の子孫で、大伴氏の祖先とされる。神武天皇が東征のとき先先鋒となったとされるが、大伴氏は、神武東征以前、すでに古代出雲氏と連携して河内、和泉に相当の勢力を持つ一大氏族であったと考えられることから矛盾がある。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿