暘州通信

日本の山車

01104 喜志のだんじり

2009年01月05日 | 日本の山車
01104 喜志のだんじり
大阪府富田林市喜志


□山車(だんじり)
・若松一
彫刻

源平盛衰記にとる。

・新堂
平成十二年に導入。
工匠は下川安治郎、下川一榮、下川安治郎、赤金由松。
昭和九年に泉大津市宮本町が建造したものだという。

・宮
幕末文久三年の建造
工匠は地元の大工。

・尺度
平成十年の導入。
昭和五年に泉大津市元町が建造したものだと伝える。

・喜志
明治末期の導入
工匠は新兵衛。清八。
明治二十三年に奈良県広陵町で建造されたと伝えられる。

・川面
平成三年の建造。
工匠は彫忠。

・毛人谷
平成一二年導入
工匠は羽曳野の大工だという。彫又ほかの手が入っている。
昭和二三年ごろ羽曳野市主水町が建造。
健在に誉田八幡宮境内にあった巨木を用いたという。

・平町
平成十四年の建造。
工匠は彫忠。

・桜井
彫刻の題
天の岩戸
司馬温公の瓶割り
牛若丸鞍馬山修行の場

□汎論
大和川の支流である石川と羽曳野丘陵のあいだにひろがる一帯は、古くは喜志村であった。いまは宮町、桜井町、喜志町、喜志新家町、平町、川面町、木戸山町に分かれている。祭の氏子には一部羽曳野市が加わっている。
大阪、浪花漫才の起源とも言われる「俄」の伝承があり、「にわかだんじり」があるのがめずらしい。


□関連サイト
◇河州喜志村覚書帳
http://2nd.geocities.jp/kisioboegaki/



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