岩手県水沢市
日高火防祭
旦高火防祭は旦高囃子の別名があり「日高囃子」はを岩手県無形民俗文化財に指定されている。祭礼は、町印、打囃子、大屋臺(屋臺囃子)と、二五、四二歳の厄年を迎えた「連」による練物で構成される。祭の主体は町印と打囃子で、六組あって、巡行には町印が打囃子を伴って先頭にたち、そのあとに大屋臺や俄がつづく。町印は六町が持つ町組の標識である。もとは町を六組にわけた火消組に藩主が、「鎮・定・防・火・心・仁」の六字を与えそれが屋臺組の名ともなったという。
町印は、柱の頭に「火の玉」とよぶ球形物を載せ、下に町名を書いた行灯などその下にはもう一段大きな球形を取り付ける。
横町は球形部分が笠状となっているが、こちらが旧態を残すとされ、球形物は笠鉾が次第に進化したものである。
打囃子の屋臺は、町印と対をなしており、単層で吹抜けの屋形で、四輪をもつ囃子屋臺である。正面奥に設けた棚に獅子頭を据え、中央に大太鼓、前面に小太鼓三人が並らんですわり囃子を演奏する。
屋臺囃子はもと昇り屋臺で大屋臺とよばれ、九臺ある。もとは昇屋臺で百余人で担いだ。いまは、自動車の車体を改造した曳山となっている。屋臺の床は雛段式に作られ前面に小太鼓、後方に三味線が並び、笛の伴奏で囃子を演奏しながら曳行するのは実に華麗である。
日高火防祭
旦高火防祭は旦高囃子の別名があり「日高囃子」はを岩手県無形民俗文化財に指定されている。祭礼は、町印、打囃子、大屋臺(屋臺囃子)と、二五、四二歳の厄年を迎えた「連」による練物で構成される。祭の主体は町印と打囃子で、六組あって、巡行には町印が打囃子を伴って先頭にたち、そのあとに大屋臺や俄がつづく。町印は六町が持つ町組の標識である。もとは町を六組にわけた火消組に藩主が、「鎮・定・防・火・心・仁」の六字を与えそれが屋臺組の名ともなったという。
町印は、柱の頭に「火の玉」とよぶ球形物を載せ、下に町名を書いた行灯などその下にはもう一段大きな球形を取り付ける。
横町は球形部分が笠状となっているが、こちらが旧態を残すとされ、球形物は笠鉾が次第に進化したものである。
打囃子の屋臺は、町印と対をなしており、単層で吹抜けの屋形で、四輪をもつ囃子屋臺である。正面奥に設けた棚に獅子頭を据え、中央に大太鼓、前面に小太鼓三人が並らんですわり囃子を演奏する。
屋臺囃子はもと昇り屋臺で大屋臺とよばれ、九臺ある。もとは昇屋臺で百余人で担いだ。いまは、自動車の車体を改造した曳山となっている。屋臺の床は雛段式に作られ前面に小太鼓、後方に三味線が並び、笛の伴奏で囃子を演奏しながら曳行するのは実に華麗である。
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