28811 木曾地方の「とぶさたて」
木曾地方に「とぶさたて」の神事(民俗行事)が知られる。
飛騨地方江戸時代末期から明治初期に土地の役人だった富田禮彦(とみた・いやひこ)の記述にもある。
山林の伐採などで山の木を伐るとき、作業に当たる人たちが山の神に感謝と安全を祈願して行った行事のようである。「とぶさ」は神の降りる依代とし、祀ったといい、この降臨する神は女神なので、祭は山林中で男のみで行い、女性を混じえなかったといい、女神が喜ばれるというので、祭に加わる男性は下帯までとった裸体で奉仕したといわれる。
かって福井県の古社でも行われた。奈良県の池神社の祭を別名「とだてまつり」といい、これは「戸締り」をして祭にでたというが、もとは「とぶさたて」だったのではないか?と考える。
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木曾地方に「とぶさたて」の神事(民俗行事)が知られる。
飛騨地方江戸時代末期から明治初期に土地の役人だった富田禮彦(とみた・いやひこ)の記述にもある。
山林の伐採などで山の木を伐るとき、作業に当たる人たちが山の神に感謝と安全を祈願して行った行事のようである。「とぶさ」は神の降りる依代とし、祀ったといい、この降臨する神は女神なので、祭は山林中で男のみで行い、女性を混じえなかったといい、女神が喜ばれるというので、祭に加わる男性は下帯までとった裸体で奉仕したといわれる。
かって福井県の古社でも行われた。奈良県の池神社の祭を別名「とだてまつり」といい、これは「戸締り」をして祭にでたというが、もとは「とぶさたて」だったのではないか?と考える。
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