暘州通信

日本の山車

◆35224 日氏の系譜 一一

2012年08月23日 | 日本の山車
◆35224 日氏の系譜 一一

 これは仮説である。
 阿蘇神社は、熊本県阿蘇市一の宮町宮地に鎮座する。延喜式神名帳に
肥後國に記載される四坐のうち、阿蘇郡に鎮座する三社中の一坐であり、肥後国一宮である。創祀は、孝霊天皇期の孝霊九年(紀元前二八一)に、カムヤイミミノミコト(神八井耳命の子タケイワタツノミコト(健磐龍命)を主祭神として創始され、眷属のアソツヒメノミコト(阿蘇都比命)ほか一〇柱の神が祀られる皇室系の大社である。当然ながら、阿蘇神社の社史からは日氏の痕跡をうかがうことはできない。
 憶うに、阿蘇神社は、阿蘇山を御神体山として祀られ、現在の社殿は山麓に設けられた里宮と推定される。
 地元に健磐龍命ははじめは阿蘇火口に立つ巨石だったとの伝承がある。肥後國の延喜式神名帳記載神社は四社と極端に少ないが、阿蘇郡一の宮町手野には、延喜式神名帳記載の【国造神社・こくぞうじんじゃ】があり、祭神は、ハヤミカタマノミコト(速瓶玉命)、アメミヤヒメノミコト(雨宮媛命)、タカハシノカミ(高橋神)、ヒノミヤノカミ(火宮神)とあって、古代祭祀の姿がうかがわれる。
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「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
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◇神社と海辺
2012/8/18(土) 午後 11:00
そのまま、ふらふらと海辺へ 宮之浦の町には神社がありました 益救神社 「やく」と読むそうです 延喜式にも記載されている、由緒正しいお宮さん 建物はわりと新しいけれど 1000年にわたって島を見守ってきた風格があります 山に入る前に ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/northern_giraffe/44841286.html

◇ご朱印~下鴨神社~
2012/8/17(金) 午前 9:57
... 『延喜式神名帳』では「山城国愛宕郡 賀茂御祖神社二座」として名神大社に列し、名神・月次・相嘗・新嘗の各祭の幣帛に預ると記載されている。弘仁元年(810年)以降約400年にわたり、斎院が置かれ、皇女が斎王として賀茂社に奉仕した。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/noppen12/63879556.html

◇【延喜式九社】畑野宮川 御食神社
2012/6/13(水) 午後 11:57
畑野宮川の御食神社です。  「延喜式神名帳」に記載されている佐渡の九社のうち、5番目に列せられています。  「みけしじんじゃ」と読みます。知らなかった・・・  脇の鳥居です。
 http://blogs.yahoo.co.jp/daikumati41/46125957.html

◇皇足穂命(スメタリホノミコト)神社、延喜式内
2010/4/3(土) 午前 3:33
... 延喜式巻一から巻十のうち、巻九・十は神名 帳で、当時の官社の一覧表だ。祈年祭奉幣にあずか る神社二千八百六十一社(天神地祇三千百三十二座) を国郡別に羅列している。 ここに記載された神社が、いわゆる「式内社」。つま り、式内社は ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/teiseki/31617411.html

◇延喜式神名帳に記載されている神社
2008/10/24(金) 午後 9:40
... この数カ月は延喜式神名帳に記載の式内社を探検しています。備中に18社ありますが、なかなか険しい山奥などもあり苦戦しています。 今回、穴門山神社を探検しましたが、参道に面白い狛犬がいます。寄進者は「朝鮮京釜線秋風嶺・末永元次郎」とあります。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/hiroyuki1195/46218441.html

◆35224 日氏の系譜 一〇

2012年08月23日 | 日本の山車
◆35224 日氏の系譜 一〇

 これは仮説である。
 阿蘇山はいまなお噴煙を上げる活火山で、肥後國(熊本県)を象徴する山といってよかろう。実際に現地に立ってみると、巨大なカルデラの外周に取り囲まれて山塊が横たわる光景は実に雄大そのものである。しかし、阿蘇山をめぐる細い山道に入ると、コンクリート製のおおきな四角い容器? が所々に置かれているのを眼にする。阿蘇山が噴火したときその噴火物から身を隠すシェルターなのである。それは一見不気味でさえある。
 北麓には東西を直線で結ぶ国道五七号線があるが、おそらく日本のなかでも最も気持ちの良い道路のひとつである。広告が規制されていて、刺激的な作用がまったくない。
 琉球、薩摩を経由し、あるいは直接訪れた民族、また大陸から対馬、壱岐を経て、肥前を通って南下した民族が融和したのが当地だったと推定される。おそらく日氏はこのような環境の中で成立したのであろう。
 わが国には壁画古墳が存在し、高松塚古墳の稠密な彩色古墳壁画が伝えられたときは驚きをもって報じられた。その記憶は今に新しい。
 肥後には、山鹿地方ほかにいくつかの彩色古墳の存在が知られる。そしてそれは抽象的な幾何模様であり、写実的な高松塚古墳とはまったく次元を異にしている。
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◇宗主国様が「高句麗古墳壁画返せ!」と言ってきたニダ!
2010/12/16(木) 午後 5:09
盗掘された高句麗古墳壁画、中国が韓国に返還要請 2000年に、中国吉林省集安市の三室塚で盗掘された高句麗古墳壁画「朱雀図」。/写真=キム・ジュホ記者 「韓国 ... 集安市の長川1号墳と三室塚の壁画盗掘をめぐっては、背後の韓国人の存在や韓国への流入説が ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/28267509.html

◇奈良-明日香(飛鳥) ~高松塚古墳ミステリーと壁画修復~
2010/5/27(木) 午前 10:28
... 権力を持つと同時に畏怖される存在であり、 その「復活」を恐られたのではないか?、 とも思われること。 ただ、 この極彩色の壁画は、前述したように、 このすぐ近くにある「キトラ古墳」と共通するものであり、 キトラ古墳と同時代に作られたとさ ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/ppk7857/32275754.html

◇「壁画古墳」に関する河上邦彦先生の講義
2009/5/26(火) 午後 5:11
... ②は、同時代の古墳、中尾山、マルコ山等には壁画はなく天皇陵の天武、持統陵さえも壁画は存在しな い。 束明神は、漆喰さえも塗られていない。 すなわち、壁画は、必然的なものではない。 ③不老不死を願う、道教の影響が大きい。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/madrid5648/31685387.html

◇キトラ古墳の壁画を見てきました
2009/5/24(日) 午後 11:20
... こりゃルンルンサイクリングでも大丈夫でしょ♪と箸墓古墳も一度行ってみたいと思っていたので、起点にするにはやっぱ桜井駅よねっ ... それは後で決めるとして先に壁画を見ようと言う事になりました。 東面の青龍 ... 大和の国は昔存在した不思議な力の現存している所 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/mao3150/59524236.html

◇壁画で有名な高松塚古墳です
2008/6/3(火) 午前 7:47
... 奈良県高市郡明日香村(国営飛鳥歴史公園内)に存在する古墳。7世紀末から8世紀初頭にかけて築造された終末期古墳で、直径23m(下段)及び18m(上段)、高さ5mの二段式の円墳である。1972年に極彩色の壁画が発見されたことで一躍注目されるようになった。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/adlibsolo/55217904.html

◆35224 日氏の系譜 九

2012年08月23日 | 日本の山車
◆35224 日氏の系譜 九

 これは仮説である。
 アマテルノカミ(天□神、□は文字なし、大山祗神などの【祗】の右の旁)は、【おひてるさま】の別名があり、長崎県の対馬ほか、大阪府茨木市、奈良県田原本に祭祀が広がっている。アマテラスオオミカミ(天照大神)とは同じ神、あるいは異神とも論じられる。筆者はアマテルノカミはアマテラスオオミカミの素源神と考える。
 祭祀の起源は日氏にさかのぼると考える。

◆35224 日氏の系譜 八

2012年08月23日 | 日本の山車
◆35224 日氏の系譜 八

 これは仮説である。
 アメノコヤネノミコト(天児屋根命)。
アメノコヤネノミコト、中臣氏の祖神として祀られる。忌部氏は日氏の支族と推定される。アメノコヤネノミコトは大阪府東大阪市枚岡に鎮座し、大和國(奈良県奈良市)に、鹿島神であるタケミカヅチノミコト(武御甕槌命)、香取神のフツヌシノミコト(經津主命)とともに春日三神として祀られる。
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◇大阪名所100ヶ所巡り -その1-
2005/11/7(月) 午後 10:28
... 由緒正しい神社で、社伝によると、神武天皇が生駒山を越えて大和国に入ろうとしたとき、天種子命(アマノタネコノミコト)を神事宗源の天児屋命(アメノコヤネノミコト)を本社の背後に立つ神津岳(コウヅガダケ)に祭らしめたのを創建とする。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/sozialdemokrat_kiefer/15677628.html



◆35224 日氏の系譜 六

2012年08月23日 | 日本の山車
◆35224 日氏の系譜 六

 アメノミナカヌシノカミ(天御中主神)。
 アメノミナカヌシノカミは、宇宙根源神とされる神であらゆる神々の上位に位置する神である。祭祀の歴史を考えるとき、もっとも古い神ということがいえるだろう。おそらく古代には全国に普く祭祀された神であろうが、時代の変遷とともに祭祀から洩れ、のちに興きた神と置き換わって姿を消した例は多い。しかし現在も猶、祭神として尊崇を集める神社は少なくない。
 シナツヒコノミコト(級長津彦命)、シナツヒメ(級長津姫命)は、アメノミナカヌシノカミと同じ神とされる。
 アメノミナカヌシノカミの創祀は日氏にはじまると考える。