行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

東京でも大雪

2014-02-08 20:00:05 | 風景
日本全国が寒波に覆われ、
大雪となった本日、
ここ、東京では今も雪が降り続き、
都心でも20cmを超える積雪になっている模様です。
東京郊外の我が家あたりは30cmになるかもしれません。
最新情報によると45年ぶりの大雪だそうです。


天草、指宿の旅シリース、
あと1回残っていますが、
それは明日に回して、
急遽、家の中から撮った昼時点の雪景色を載せます。


朝から時々突風を伴いながら降り続く雪です。
雪国の人から見れば、大した雪ではありませんが
東京では稀にみる景色です。
突風で屋根や木に積もった雪が吹雪のように舞い上がります。


積雪で外出もできず、
また無理して外出する必要もなく、
一日中家の中から雪を眺めていました。
今日は登校の土曜日のようです。
子供たちの赤や黄色の傘がモノトーンの中に色彩を与えています。


庭に一輪咲いた紅い椿、
雪の中では紅がよりきれいです。


ベランダの植木鉢にかき氷のように
雪が積みあがりました。
つい最近まで花をつけていた薔薇の枝も
雪で折れそうです。
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天草、指宿の旅6 (指宿にて)

2014-02-07 20:00:38 | 風景
たくさんのナベヅル、マナヅルが見られ、
感激しながら、一路指宿に向かいました。
途中道に迷いそして混雑もあり、
指宿のホテルに着いたのは6時過ぎになってしまいました。


翌31日、朝食後、ホテルの庭を散歩しながら、
海岸まで下りて見ました。
庭にはブーゲンビリアそしてバナナの花などが咲き南国の趣です。
このホテルは高校時代の同級生が経営しており、
3年前にも来ているのですが
庭から海岸へ下りるのは初めてです。
昨晩はいろいろと歓迎をいただきました。
ありがとうございます。


これバナナの花です。
花の上のほうに実がつくそうです。
このバナナ、友人によると植えたわけではなく、
すべて自生のものだそうです。
たくさんの木があり、果実もたくさんなるそうです。


沖縄、奄美大島などでよく見られるという
タチアワユキセンダングサでしょうか、
庭の片隅に花をつけていました。
関東ではセンダングサの仲間は秋の花ですが
南国では冬の間も花が咲き続けているようです。




部屋の窓から朝の海です。
3年前に来たときは
朝日そして穏やかな海が素晴らしい景色でしたが
この日は中国からのPM2.5と春霞のせいで
海がかすんでいます。


海岸に下りての朝の海、
海鳥が海岸近くで群れています。
その先、遠くにかすかに見えるのは指宿山川港です。
カツオの水揚げ港として有名ですが
この港に琉球を経由して日本で最初に唐芋(薩摩芋)が伝来したそうです。
それが薩摩一体で盛んに栽培されるようになり、
経済的に優れた作物ということで、
青木昆陽より、薩摩芋と称され本州に持ち込まれました。
これも友人からの聞き売りです。
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天草、指宿の旅5 (越冬のナベヅル、マナヅル)

2014-02-06 20:00:11 | 
天草牛深港発12時のフェリーに間に合い、
予定より少し早く鹿児島蔵之元に渡ることができました。
ちょうどたくさんの鶴が越冬に来ている時期、
少し寄り道になりますが、
世界的に有名な鶴の飛来地、
鹿児島出水市によってみることにしました。


ここには毎年1万羽以上のナベヅル、
2000羽ほどのマナヅルが越冬に来るそうです。
今年も合わせて1万2000羽を超える鶴が
民家のすぐ近く、刈り取りを終えた田んぼに
群れているそうです。


少し小型で羽が灰黒色なのがナベヅル、
この地で一番多く見られる鶴です。
しかし、このナベヅル世界中での生息数が1万羽ちょっと、
ナベヅルのほとんどが
冬はここに集まっていることになります。


(ナベヅル)
鶴とこの場所は「鹿児島県のツルおよびその渡来地」として
特別天然記念物に指定を受けています。
ここでは田んぼにある自然の餌以外に
人工的にも給餌が行われ、
たくさんの人が鶴の保護に尽力しています。


夏場は車も通る道路も柵がされ、
今は鶴専用となっています。


マナヅルです。
眼の周囲の紅色が特徴です。
体色は薄いグレーで、
ナベヅルに比べ体は一回り大きく、
全体的に白く見えます。


マナヅルも世界の生息数の半分程度が
ここ出水で越冬しているそうです。


(マナヅル)
ナベヅルもマナヅルも20世紀初めには
日本全国で越冬が見られたようですが、
今は出水に一極集中となっています。


密集しての生活でもあり、
もし、ここで伝染病がはやったら、
ナベヅルやマナヅルが絶滅する可能性があります。
一か所集中にはこのような問題があるのですが、
鶴たちは毎年ここに集まってきます。
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天草、指宿の旅4 (大江天主堂、崎津教会)

2014-02-05 20:00:13 | 風景

1月30日、
朝方激しく降っていた雨もどうやらやんだようです。
チェックアウトを済まし、
180度に海を臨むホテルの庭に立ち寄って見ました。
広々とした中に植えられている椰子の木が印象的です。


今日は天草下島を南に下り、
大江天主堂、崎津教会などを見物して、
昼頃の便のフェリーで牛深港から鹿児島の長島港まで渡り、
そこから指宿まで向かう予定です。
曇天の一日となるようですが、
雨に降られることを考えればよしとしなければいけません。


天草の魚介類を贅沢においしくいただきました。
空いているということで、
2人ではもったいなほどの広く素敵な部屋に泊めていただきました。
それらに感謝をしながら9時過ぎ、
ホテルを後にしました。


山道を1時間ほど走り、
海に面した山の上、
どこにでもある日本の田舎景色の中に建てられた
ロマネスク様式の白亜の美しい建築物、
昭和8年、フランス人宣教師ガビエルが
地元住民の協力を得て建てた教会、
大江天主堂に到着です。


敷地には水仙などたくさんの花が咲き、
植物がいろいろと植えられています。
眼下には地方色豊に民家、学校など、
そして天草の海が臨めます。


大江天主堂からほどなく、
それこそ海に面した漁村の家々の中に
素晴らしい教会がありました。
崎津教会です。
現在の建物は昭和9年に創建されたものですが
この地では1638年の禁教令以後、
厳しい弾圧を受けながら明治になるまで240年も
キリストへの信仰が守られてきた歴史があるようです。


この教会がある崎津の漁村風景は
「日本の重要文化的景観」に選ばれており、
また「キリシタンの里 崎津」は
日本の渚百選にも選定されているそうです。
大江天主堂もここもなかなか目にできない風景、
とてもよい心の保養になりました。


教会のすぐ横の路地では
漁婦が今朝獲れたばかりのりっぱなカマスをさばき、
干物にして売っていました。
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天草、指宿の旅3 (大矢野島、松島)

2014-02-04 20:00:00 | 風景

天草、大矢野島に入りしばらく走ると
天草四朗メモリアルホールの看板、
足(車)を停めて見ることにしました。
メモリアルホールのある天草四郎公園の高台から見下ろす景色、
海と街路樹の椰子がエキゾチックです。


この日はとても暖かく、
天草四郎公園はすっかり春、
色とりどりの花が咲き、
小鳥が囀り、冬眠の蝶も眼を覚まし、
あちらこちらで舞っていました。


この公園には四朗の銅像や墓碑、
隠れキリシタンの墓などとともに、
愛する人のことを想い、海に向かって突き鳴らす
愛の鐘があります。


天草パールラインをさらに進み
天草五橋の残り4つの橋を渡り、天草上島に入ります。
五橋の4つの橋は大矢野島と天草上島を
2つの島の間に存在する小さな島々を通りながら結ぶ橋といえます。


この間、海にはたくさんの小さな島があり、
日本三景、宮城の松島のようです。


それもそのはず、このあたり天草松島の名があり、
宮城の松島、長崎の九十九島と並び
日本3大松島と呼ばれているそうです。


天草上島の海岸線をしばらく走り、
瀬戸大橋を渡るとホテルのある天草下島です。
しかし、まだ日が暮れるまでは時間があります。
ひとまずチェックインした後、
下島の海岸線を島半周ほどドライブをすることにしました。
帰り道、西の海にちょうど陽が沈んむところです。
東京に比べずいぶん遅い日没です。
しかし、西の空には雲が多く、天気は下り坂のようです。

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天草、指宿の旅2 (宇土、三角)

2014-02-03 20:00:09 | 風景
熊本空港からレンタカーでナビを頼りに
一路天草へ向かいます。


国道3号から57号へ入りしばらく走ると右手に有明海、
「日本の渚百選」にも選定されている
御輿来(おこしき)海岸の海岸線が5kmほど続きます。
しかし、天気は快晴で申し分ないのですが、
中国からのPM2.5の影響そして春霞でしょうか、
せっかくの美しい海がすっかり霞んで見えます。
そんな霞んだ海を遊覧船がゆっくりと通り過ぎていきました。
穏やかな内海、霧の湖のようです。


御輿来海岸に面した宇土マリーナ道の駅で休憩、
ここの「漁師食堂」で昼食をとることにしました。
かき揚げ丼と刺身かついた天ぷら定食を注文、
イカ、タイ、タコなど、
今朝この海岸で水揚げされた魚介類が豊富に使われています。
身がコリコリして甘く、
久しぶりに納得の魚介類が食べられました。
写真はその道の駅に隣接した公園広場、
人も少なく、とてものんびりと感じられます。
樹も南の国に来たことを感じさせます。


御輿来海岸から国道57号をさらに進むと三角西港です。
ここは明治政府の殖産興業政策により、
明治17年から20年に建設された古い港、
明治の築港施設がほぼ当時のまま残されている貴重な文化財です。


このレトロさから、
NHK「坂の上の雲」のロケ現場にもなったようです。
いつごろ植えられたものでしょうか、
水路沿いの古センダン木がたくさんの実をつけていました。


ここまで来ると天草は目の前、
天草五橋の一番目の橋、
天草への入口の橋でもある天門橋が海をまたいで見えます。
橋の下を船が通りましたが
ここの海もかすみ、橋やその船がかすんでいます。
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天草、指宿の旅1 (プロローグ)

2014-02-02 20:00:12 | 風景
1月29日から2泊3日で、
熊本天草から鹿児島指宿を巡る
ドライブと温泉の旅に出かけました。

今日から、天草、指宿の旅シリーズが始まります。


まずは空路で、羽田から熊本空港へ、
羽田離陸は朝8時30分の予定、
自宅を出たのは6時、まだ日の出前です。
駅に向かい、東の空を見ると、
三日月らしき月と金星が夜明けの空に並んで輝いていました。


黒から青へと変わり始めた空、
地平線には薄らと朝焼けが、美しい夜明けです。
予定の電車に遅れまいと小走りで急ぐ妻を横目に、
カバンからカメラを取り出し、夜明けの金星と月を撮ってみました。


飛行機はいろいろ話題となった新型機B787でした。
天井は高く、椅子も少しゆったりと感じられます。
窓も大きくまだ傷もありません。
そして電子カーテンとでもいいましょうか
外からの光の入り方を数段階に調節できるようになっています。


そのおかげで、眩しさを防ぐとともに
景色をよりきれいに楽しむことができます。


窓から下を眺めると、雪を被る山梨、長野の山々、
そして日本アルプスの頂が美しく並んでいます。
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多摩川中流にイソヒヨドリ

2014-02-01 20:00:35 | 
多摩川是政橋の下、
稲城側の土手を歩いていると、
小鳥が一羽、河原に飛び下りたように見えました。


ちょうど橋の真下、
橋の陰で色はよくわかりませんが
ツグミより少し大きめで、
シルエットはツグミに似ています。


近づいてみると背中はくすんだ青色、、
腹部は赤褐色、カラフルな体色をしています。
イソヒヨドリです。


イソヒヨドリはその名にあるように
磯や海岸周辺に生息する鳥、
海から30km以上離れている多摩地区にいるのは
珍しいのではと思いレンズを向けて見ました。


このイソヒヨドリ、、
調べてみると海沿いだけではなく、
近年、内陸への繁殖分布拡大しており、
八王子などでもよく目撃されているようです。
また、沖縄や奄美大島などではスズメよりも
数が多いと思われるほどいる鳥のようです。


またこの鳥、イソヒヨドリの名がありますが、
昨日掲載のヒヨドリの仲間ではなく、
ツグミ科、ツクミの仲間になります。
シルエットがツグミに似ているはずです。

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