行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ジロボウエンゴサクとヤマエンゴサク

2019-04-29 20:00:56 | 花,植物
4月14日の野草散策の道に
ジロボウエンゴサクの花を見つけました。
一人ではなかなか見つけられなかったのですが
何人かで歩くと見つかります。


ケシ科ケマン属ジロボウエンゴサク。
こんな細長い花ですが、ケシ科なのです。
川岸などの低地の草原や、山地の林縁などに見られる多年草です。


筒状、先端は唇状に開き、後部は距、
長さ2cmほどの花を総状花序に咲かせます。


花期は4~5月、
他の低地の草の花と一緒に咲いています。
横に写った青色の小さな花はキュウリグサ。


同じくケシ科ケマン属のヤマエンゴサク、
山地の林道沿いなどに見られる多年草です。
花期はやはり4-5月、
茎の上部の総状花序にジロボウエンゴサクに似た筒状の薄紫色の花を咲かせます。
花はジロボウより少し大きめで花色に若干青みがあります。


そして、花の付け根の子葉(苞)にギザギザがあるのがヤマエンゴサク、
ジロボウエンゴサク子葉にはギザギザがありません。


同じケシ科ということでシラユキゲシ、
真っ白な花と名前が印象的です。


中国原産の多年草ですが、
日陰のやや湿った場所を好み、丈夫、
放任しておいても根茎を伸ばして増殖します。
最盛期は4月中旬、白い4弁花が群生して咲きます。
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