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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミツバツチグリ、キジムシロそしてヘビイチゴ

2022-04-24 20:00:49 | 花,植物
散歩道によく似た黄色の花、
ミツバツチグリ、キジムシロそしてヘビイチゴを写しました(4/13)。
ほぼ同時に花が見られるこの3者、
並べて花を比較して見ました。


ミツバツチグリ。
バラ科キジムシロ属の多年草です。
4月の声を聞くころ、山野の日当たりのよいところに黄色の5弁花、
まだ野の花の少ない山地に緑の葉と黄色の花がよく目立ちます。


ミツバツチグリ(三葉土栗)の名は、
葉が3小葉で、ツチグリに似て地下に肥大した根茎があるところから。


草丈は15~30cmほどに伸び、花は直径1.5~2cmほど。


バラ科キジムシロ属キジムシロ。
草の中心部の葉が放射状に伸び、
その草姿を雉が休む筵にたとえて雉筵(キジムシロ)の名が付けられています。
花はミツバツチグリによく似ますが、この草姿の違いで区別ができます。
花の大きさもミツバツチグリより少し小さく、1~1.5cmほど。


キジムシロの花にビロウドツリアブが吸蜜。
尖った長い口吻でホバリングしながら吸蜜する春限定の虻です。
ちなみに昆虫図鑑によると、ビロードツリアブの体長は8~12mmとなっています。


ヘビイチゴの花も写しました。
バラ科キジムシロ属、
黄色の小さな花、ミツバツチグリやキジムシロに少し似ますが、
花弁間が離れていることなどで見分けがつきます。


バラ科キジムシロ属ヤブヘビイチゴ。
林縁の道端などあまり日の当たらないところによく見られる蔓性の多年草です。
5弁の花はヘビイチゴに似ますが、
副萼片と呼ばれる部分が花弁を包み込むように発達しています。
また葉は濃い緑色でがっしりしています。

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