行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ハンショウヅルとウマノアシガタ

2020-05-26 20:00:06 | 花,植物
5月4日の散歩の山道で、
ハンショウヅルとウマノアシガタの花を見つけました。
両者とも植物の名らしからぬ変わった名です。


山道の崖に半鐘のような形の紅紫色がいくつかぶら下がっていました。
キンポウゲ科センニンソウ属、
ハンショウヅル(半鐘蔓)、これでも花です。


花らしくない質感と形、
この花の形が名の由来です。


花期は5-6月のつる性落葉低木。
葉は長さ4-9 cmの卵形で三出複葉。


キンポウゲ科、
ウマノアシガタ(馬の足形)、これも変わった名です。
何でも根性葉が馬の蹄の形に似ているからとのこと、
植物の名の由来はいろいろあり、難しい。


開いたばかりの花、
咲いてしばらく経ったものと花の様子がかなり違って見えます。


垂れ下がった花をマクロレンズで。
日本以外では朝鮮、中国、台湾に広く分布するキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。
日当たりの良い山野に自生しますが、
最近は見ることも少なくなっています。


花弁は5個、黄色で光沢があります。
1cmほどの花が疎らにつくので、写真に複数の花を写すのはけっこう難しい。
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