
春の自然の移ろいは早いもので,
一週間が過ぎると木々,草花の様子はまるで違ってしまいます。
カタクリの可憐な花も,咲いていたのは遠い昔のことのようで,
ここに載せるのもなにか季節はずれのように感じてしまいます。
しかし,日にちを見れば,つい半月ほど前に撮ったものでした。

城山公園のカタクリの育成地,
4月の初日ごろが見ごろだったと思われますが,
4月8日にも,まだ十分にカタクリの花が残っていました。

その中に双子の花を見つけました。
やさしい緑の双葉から一本の茎を伸ばし,
花を一つだけ咲かすのが普通のカタクリですが,
このカタクリ,二本の茎が伸び,
色も形も蕊も,そっくりな花を咲かせていました。

この二つの花も双子のようです。
そっくりな色,形です。
双子のカタクリけっこうあるのかも知れません。

花びらが開いたまま,こんなカタクリもありました。
これはこれできれいです。
カタクリの花どうして花びらが反るのでしょうか,
なにか理由があるように思います。
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