行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

トラフシジミ(夏型)

2018-06-28 20:00:10 | 昆虫
咲きはじめのリョウブに夏型トラフシジミ、
トラフシジミには珍しく複数がいたようで、
産卵している姿、翅を広げている姿が撮れました。


公園の山道に植えられたリョウブ、
5mほどの樹高で横にも広がり、
咲きはじめの花、今にも咲きそうなたくさんの蕾がついていました(6/13)。
そのリョウブにトラフシジミ夏型の姿。


トラフシジミ夏型、
翅裏面、春型は茶褐色に明確な白帯が見られますが
夏型はその帯が不明瞭です。
(トラフシジミ春型は本ブログの2018年4月26日参照)


帯が薄茶色で少しはっきりしているこの個体、
リョウブの蕾に産卵しています。
調べてみると、
トラフシジミは蕾に産卵し、花や実を食草とする生態があるようです。
リョウブも食草の一つです。


これも産卵するトラフシジミ、
葉や花ではなく、やはり蕾に産卵しています。


帰り道、再びそのリョウブを覗いて見ると、
翅を広げているトラフシジミを発見、
鈍い紫青色、今までなかなか見られなかった翅表です。


しばらくリョウブの木を離れずにいると、
木の下の草にトラフシジミが下りてきて、とまりました。
少し翅に傷みがありますがすぐ近くで撮れました。


そのトラフシジミ、
翅を半分広げて、青色の翅表をちらっと見せてくれました。
青色は構造色、光の具合で色合いが微妙に変化するようです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 6月、木の白い花 | トップ | ハラビロトンボ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

昆虫」カテゴリの最新記事