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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

クビキリギスとクサキリ

2016-09-13 20:00:26 | 昆虫
一昨日、昨日に続いて、
草原に見つけた秋の虫です。
クビキリギスとクサキリ、
この2つもキリギリス科になります。


草から顔を出し、草の中に逃げるバッタ、
頭部がかなり尖っています。
最初はカヤキリと思いましたがクビキリギスのようです。


クビキリギスとカヤキリ、
色、頭部が鋭く尖ったところよく似ているのです。
しかしカヤキリはカヤなど丈の高いイネ科の繁る場所にいるそうで、
場所的に変かなと思っていました。
またクビキリギスは口の周囲が真っ赤なのが特徴ですが
幼くその赤もまだ薄いようです。


同時に写したクビキリギスの雄、
やはり翅も十分に伸びてなく、幼虫です。
調べてみると、クビキリギスはこれからの秋に成虫となり、
成虫で冬を越すキリギリスなのです。


産卵管かあるので雌、
これも幼虫、この時期はまだ幼虫のようです。
平地の草原などによく見られ、
冬を越した成虫は翌年の春から初夏に
草むらなどでジ----と鳴いています。


クサキリ、
緑色型の雄です。
頭部が少し尖っていますがクビキリギスほどでありません。
体もがっしりとした感じがします。


真上からのクサキリ、
2つ上のクビキリギスと比較して見ると違いがよくわかります。


クサキリの雌、
緑色と褐色のものがいるようですが
緑色のものは夏草と同じく、
濃い緑色です。
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