goo blog サービス終了のお知らせ 

行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ウツギ、ノイバラ、ナワシロイチゴ

2023-07-09 20:00:15 | 花,植物
ゴールデンウィークも終わり、
久しぶりに丘陵の山道散歩、
咲きはじめた初夏の花を撮りながら歩きました(5/8)。


山野のところどころにウツギ(空木)の白い花が咲き始めていました。
アジサイ科ウツギ属の落葉低木、ウノハナ(卯の花)とも呼ばれます。
花期は5~7月、枝先に円錐花序をつけ、
直径10~15mm の白い花を下向きにたくさんつけます。


山野の崖地、林縁、川の堤などの日当たりの良い場所にふつうに自生、
また生け垣や庭木としても利用されています。
名のウツギ(空木)は幹(茎)が中空であることから。


コゴメウツギ(小米空木)が小さな花をたくさんつけていました。
ウツギの名がつきますが、バラ科コゴメウツギ属の落葉低木です。


林縁道にノイバラ(野茨)の白い花を見つけました。
バラ科バラ属の落葉性のつる性低木。
ノバラ(野薔薇)とも呼ばれ、日本のノバラの代表種です。


ノイバラの咲きはじめの花はたくさんの雄しべが黄色、
花の大きさは違いますが、コゴメウツギにどこか似ています。
同じバラ科です。


林縁の藪にナワシロイチゴ(苗代苺)のピンク色の花が目立っていました。
バラ科キイチゴ属の草本的木本、
日当たりのよい畑地や道路脇、土手などによく見られます。


花期は5~6月、
キイチゴ属の中では花期の遅いナワシロイチゴです。
前年に伸びた茎から立ち上がった枝先に、
散房状にピンク色の5弁花が上向きに数個つきます。
花は直径1.5 cmほどで、花弁は雄蕊に寄り添うように直立し開きません。


最後にニガナ(苦菜)の黄色の花、
日本全国に生育するキク科の多年生ですが
最近は少なくなっているようで見る機会が減っています。
5~7枚の舌状花を持つ小さな花です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする