晴天の9月25日、
谷戸の散歩道にツリフネソウ、ミゾソバ、アキノノゲシの花を写しました。
小さな谷戸の湿地、
1週前にはぽつんぽつんだったツリフネソウの花が
群生で開き、景色を紫色に染めていました(9/25)。
ツリフネソウはツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草、
山野の湿地などやや湿った場所に見られる美しい野の花です。
花期は夏から秋、
高原などの高地では早く、 8月頃から咲いていますが、
多摩丘陵のこの辺りでは9~10月の花となります。
茎の先端部から細長い花序が伸び、
そこに赤紫色から紫色の3~4 cmほどの横長の花を多数咲かせます。
その花が帆掛け船を釣り下げたような形をしていることから
ツリフネソウ(釣舟草、吊舟草)の名があります。
距が長い筒状花、
蜜はくるりと巻いたこの距にあります。
花筒はちょうどトラマルハナバチサイズの虫が通れる太さになっていて、
蜜を採りに来た虫たちが背中に花粉を付けて、受粉をしてくれます。
普通の花にはホバリングしながら長い口吻を伸ばして吸蜜するホシホウジャクですが、
ツリフネソウの花ではホバリングしての吸蜜は難しい、
また太めで花筒には入れません。
花の入り口に頭を突っ込み長い口吻を伸ばして、蜜を探ります。
やはり谷戸の田んぼ横の湿地にミゾソバが開いていました。
ミゾソバ、晴れ日でないと花を開きません。
ミゾソバはタデ科イヌタデ属、
湿った場所に生育する1年草です。
小河川や 水田横の湿地などによく群生しています。
根元が白く先端が薄紅色の可愛らしい花を咲かせます。
他のタデ科植物と同様に花弁に見えるものは萼とのことです。
谷戸道にアキノノゲシが咲いていました。
昔はよく見たように思いますが、近年見ることが少なくなっているように思います。
キク科の一、二年草、
淡い黄色の舌状花が独特な色あいです。
谷戸の散歩道にツリフネソウ、ミゾソバ、アキノノゲシの花を写しました。
小さな谷戸の湿地、
1週前にはぽつんぽつんだったツリフネソウの花が
群生で開き、景色を紫色に染めていました(9/25)。
ツリフネソウはツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草、
山野の湿地などやや湿った場所に見られる美しい野の花です。
花期は夏から秋、
高原などの高地では早く、 8月頃から咲いていますが、
多摩丘陵のこの辺りでは9~10月の花となります。
茎の先端部から細長い花序が伸び、
そこに赤紫色から紫色の3~4 cmほどの横長の花を多数咲かせます。
その花が帆掛け船を釣り下げたような形をしていることから
ツリフネソウ(釣舟草、吊舟草)の名があります。
距が長い筒状花、
蜜はくるりと巻いたこの距にあります。
花筒はちょうどトラマルハナバチサイズの虫が通れる太さになっていて、
蜜を採りに来た虫たちが背中に花粉を付けて、受粉をしてくれます。
普通の花にはホバリングしながら長い口吻を伸ばして吸蜜するホシホウジャクですが、
ツリフネソウの花ではホバリングしての吸蜜は難しい、
また太めで花筒には入れません。
花の入り口に頭を突っ込み長い口吻を伸ばして、蜜を探ります。
やはり谷戸の田んぼ横の湿地にミゾソバが開いていました。
ミゾソバ、晴れ日でないと花を開きません。
ミゾソバはタデ科イヌタデ属、
湿った場所に生育する1年草です。
小河川や 水田横の湿地などによく群生しています。
根元が白く先端が薄紅色の可愛らしい花を咲かせます。
他のタデ科植物と同様に花弁に見えるものは萼とのことです。
谷戸道にアキノノゲシが咲いていました。
昔はよく見たように思いますが、近年見ることが少なくなっているように思います。
キク科の一、二年草、
淡い黄色の舌状花が独特な色あいです。