行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミズヒキとヤブマメ

2022-11-10 20:00:01 | 花,植物
9月下旬から10月上旬の野道歩きに、
なにげなく写したミズヒキとヤブマメの花をよせ集めて見ました。


ミズヒキ(水引)、
タデ科イヌタデ属の草本。
夏の終わりから秋にかけて、
長い花序を出して、まばらに小さな赤い花をつけます。


長く伸びた総状花序につく小花は、
開くと上半分は赤色、下半分が白色。
この紅白の花序を祝儀袋などに使う水引に見立てたのが名の由来です。
ミズヒキソウ(水引草)とも呼ばれます。


そのミズヒキの花序にホタルガがとまっていました。
紅い頭部に白い帯模様が入る黒褐色の翅のよく目立つ蛾です。
6~7月と9月頃に出現、昼間に林縁の木陰をひらひらと飛びます。


ヤマホトトギスの花と果実そしてミズヒキソウ。
やはり脇役のミズヒキ、
ピントはホトトギスに合わせていました。


ミズヒキの枝にヤブマメが蔓を伸ばし、
花をつけていました。


ヤブマメ。
マメ科ヤブマメ属のつる性1年草です。
文字通り、林縁などの藪に多く見られます。


ヤブマメの花は長さ1.5〜2cmほど、
白地に上方が青紫色、いかにもマメ科らしい形です。
しかし、どこか崩れている感のあるヤブマメの花です。
コメント
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