行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ルリボシカミキリ

2019-07-03 20:00:16 | 昆虫
3日続いてのカミキリムシになります。
今年も美しい色あい、ルリボシカミキリが撮れました。


ルリボシカミキリ。
淡い青色の地に明瞭な黒紋が美しいカミキリムシ、
6~7月に姿を現します。


6月29日、そろそろルリボシカミキリが出ているはずと南山へ。
昨年までよく見た場所は環境が変化、姿がありません。
しかし、そこから少し離れた場所、
今年も南山の伐採木にルリボシカミキリを見つけました。


昨年、一昨年は一か所に10匹ほどの姿を見ましたが
今年は離れた場所にポツンポツンと合わせて数匹ほど、
南山の開発が進み、
数が少なくなっているのかもしれません。


ルリボシカミキリ、
日本全国に広く分布します。
西日本での分布は局所的とのことですが、
東日本では平地でも里山環境であれば比較的よく見られます。


日本の固有種で外見も美しく、
日本を代表する甲虫として、
日本の昆虫として切手にもデザインされています。


雌雄の区別はこのカミキリも触覚でわかるようです。
触覚にある黒い房状の毛、
オスでは第3節から第5節までですが、
メスでは第3節から第7節(第6,7節は少ない)まであります。
そこから判断すると写真上は雌です。


図鑑にはルリボシカミキリの体長は18-29mmとあります。
この個体20mmあるかないか、写した中で最も小型でした。
昆虫は一般的には雄の方が小さいのですが
触角から判断してもこの個体は雄です。
コメント
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