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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

眼状紋のある蝶

2019-06-13 20:00:25 | 昆虫
翅に眼状紋のある蝶
大きく見ると、タテハチョウ科とされますが
ジャノメチョウ亜科ジャノメチョウ属と区別もされています。
昨日のヒカゲチョウ、クロヒカゲに続いて、
今日はサトキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、コジャノメそしてヒメジャノメ、
どれも一般種ですが、5月に写した眼状紋のある蝶を並べて見ました。


サトキマダラヒカゲ。
今年は5月早々に初見です。
まだ冬芽がしっかりと形を残すクヌギの伐採枝に隠れていました。


サトキマダラヒカゲは夏の蝶と思っていましたが
暖地では年2回の発生があり、
第1化で早いものは4月下旬に発生するようです。
第2化は7~8月、この時期に山道を歩くとたくさんいます。


暗いところにいることが多く、
樹液や腐果を好みます。
花に吸蜜することはないサトキマダラヒカゲです。



サトキマダラヒカゲ、
こんな公園の石の上にもとまっていました。
飛ぶと翅表は橙褐色であるとわかりますが
翅を開いてとまる姿は見たことがありません。


ヒメウラナミジャノメ、
翅裏には明確な眼状紋と細かな波模様。
草原や林の周辺など広く見られ、
個体数も多いので通り過ぎてしまいますが
よく見ると魅力的な翅裏です。


ヒメウラナミジャノメの翅表、
褐色で金色に縁取られた眼状紋がはっきりと見えます。


コジャノメ。
茶灰褐色の地味な蝶、
翅裏は大小の眼状紋が複数、そして白い帯があります。


雑木林の縁の草藪や林内によく見られる蝶です。
ヒメジャノメによく似ますが
コジャノメの方が色濃く、暗色です。
2つの大きな眼状紋の間に4つの小さな眼状紋があります。


ヒメジャノメ。
地色がコジャノメより明色です。
また、2つの大きな眼状紋の間の小さな眼状紋が3つ、
これもコジャノメとの見分け方になるようです。


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