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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

センダンの花とアオスジアゲハ

2019-06-02 20:00:26 | 花と虫
センダンの花にアオスジアゲハが数頭、
吸蜜そして追いかけっこをしていました(5/16)。


公園の斜面のセンダンの木、
2,3回羽状複葉と呼ばれる特徴的な珍しい形の葉もすっかり緑色、
そして、花が咲き始めていました(5/16)。


5月の快い風の中、
そのセンダンの薄紫色の花を巡って、
アオスジアゲハが数頭、行ったり来たりしていました。


そんなセンダンの花とアオスジアゲハを望遠ズームで狙っていると、
道行く人に「これ、藤ではないですよね、何の花ですか」と尋ねられました。


「多分センダンだと思います」と答えると
カバンから取り出した俳句と花の本を調べて、
[これが楝の花ですか、きれいですね」、
しばらく俳句の話など会話がはずみました。
俳句では楝の花(おうちのはな)、夏の季語です。


センダン科センダン。
もともとは暖かい地方の海辺に自生する落葉高木とのこと、
庭木や街路樹などとしてもよく利用もされており、
そこから広がったのか、
多摩川の河川敷にも自生と思われる木が生えています。


アオスジアゲハ、
翅の半分を占める空色の斑紋列が鮮やかなアゲハチョウです。
もともとは南方系の蝶ですが、
温暖化そして幼虫の食草がクスノキと豊富に在り、
東京でも一番多く見られるアゲハチョウです。


最後に、
翅を開いた姿をあまり見ないので、
吸水に来て翅を開いたアオスジアゲハを一枚。

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