行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ツリガネニンジン、ツルニンジンそしてヤマホトトギス

2018-09-08 20:00:52 | 花,植物
8月末の里山に写した
よく似た名のツリガネニンジン、ツルニンジン
そしてヤマホトトギスを掲載。


ツルニンジン(蔓人参)。
キキョウ科の蔓性多年草です。
根が朝鮮人参に似ているのでこの名があります。


別名はジイソブ(爺のそばかすの意)、
花冠は釣鐘状、外側が白く内側は部分的に赤紫色です。
この部分的な赤紫色をそばかすに見立て、
類似種バアソブ(婆のそばかす)より大きいのでジイソブの名です。


これもジイソブ、
上2つに比べるとそばかすの赤紫色が貧弱です。
上2つは育てられていたものですが、
これは自生していました。


キキョウ科ツリガネニンジン。
図鑑には野原に普通に生える多年草とありますが、
減少しているようで、
今年はイモ蔓に絡まれたこんな個体しかまだ見られていません。
釣鐘型の薄紫色の花を輪生して咲かせます。


一輪だけでしたがツリガネニンジンの白花種、
シロバナツリガネニンジンの花を見つけました。


山野に自生するホトトギス、
ヤマホトトギスが咲き始めていました。


花は6被片からなり白色で内側に紅紫色の斑点があります。
花被片が下側に向かって強く反っているのが特徴です。


よく似たものにヤマジノホトトギスがあります。
しかし、筆者の散歩道に見られるのはほとんどがヤマホトトギス、
ヤマホトトギスの花被片が下側に向かって反っているのに対し、
ヤマジノホトトギスでは花被片が水平に開いているとのことです。
コメント
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