行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アカホシゴマダラ、クロコノマチョウの幼虫

2017-09-12 20:00:50 | 昆虫
丘陵の散歩道、
道端に生えた榎の幼木を観察すると
アカボシゴマダラの幼虫が見つかります。


アカボシゴマダラの幼虫、
緑色の体色が榎の幼木の葉によく同化しています。


顔は淡い緑色と白の縞模様、
かっこよく2本の角が生えています。
幼木の葉はおいしく、食欲が進むようで、
この個体でっぷりと太っています。


オオムラサキやゴマダラチョウの幼虫の食草も榎、
そして、姿もよく似ているとのことですが、
散歩道にそれらの蝶の姿を見ることはまずないので、
これはアカボシゴマダラです。


同時に見つけたアカボシゴマダラ成蝶。
どうも若い榎の木に産卵にやってきたもようです。
年に数回、産卵をするようです。
もともとは日本にはいなかった蝶ですが、
マニアによる放蝶がもとで、
今や関東地方を中心に増え続けています。
在来のゴマダラチョウなどに悪影響を与えるとして
要注意外来生物に指定されています。


たまたま同行した人にクロコノマチョウの幼虫と教わりました。
webで調べた結果、間違いないようです。


クロコノマチョウ成蝶。
もともとは南方系の蝶ですが
温暖化に伴い北上しているようで、
関東でも見られるようになりました。
薄暗い林間などに生息する大型のタテハチョウです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする