![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/cc/7b602656c0979cd29d4d935116f46359.jpg)
実際,多摩川の河原に野生のオオタカ(大鷹)が
現れることはあるようですが,
写真はペット(鷹狩り用)として飼育されているオオタカです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/4b/4ee1aa920c6f7ee7c79466d76f4f6796.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/6a/47e7ca43b0aac6d8254ac9eca762d339.jpg)
多摩川の土手下を電動自転車でのんびり走っていると(1/27),
河原に造られた公園の一角から
キイー,キイーと鋭い声が聞こえてきます。
声のほうに近づいてみると,
なんと鷹匠と思われる男性が鷹を腕に乗せ,
女子高生の質問に応えています。
この女子高生,鷹と鷹匠にかなりの興味を抱いたようで,
写真を撮りながらさかんに質問をしていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/5d/90a2f33d2b0f505ae3c30a442cc434fd.jpg)
オオタカの姿を見るのは初めて,
そして鷹匠の姿を実際に見るのも初めてです。
写真を撮ってもいいですかと聞くと
「ああ,いいよ」と快い返事,
これオオタカですかと聞くと「そう」,
でも日本のものではなく,イギリスより持ち込まれた外来の鷹とのこと,
日本のものは捕獲すること,
こうしてペットにすることが禁止されているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a7/26dba4a4e3b8c858dfcbe5255e4a2afc.jpg)
鷹狩りもするとのことでしたが,
ここでは鷹狩りの訓練ではなく,犬を散歩させるのと同じく,
鷹の運動不足,ストレスの解消をしているようです。
時々,鷹を100mほど離れた,河川敷の木まで飛ばしては
自分の手元まで呼び寄せていました。
手元に戻ってくると,腰につけた袋から餌を与えていました。
ウズラの肉ということです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/21/eb5e2190a56a06a400dad2b2cf716b22.jpg)
野生のオオタカはウズラ,ハト,ツグミなどを好んで捕獲するようです。
飼われていると野生本能が薄らぐのか,
餌が十分に与えられているせいか,
すぐ近くをツグミがチョコチョコと歩き,
子犬が散歩していても見向きもしないのが少し不思議でした。
それにても,猛禽類の姿は美しく,特に,腹部の模様は見事です。
多摩川原 命育む 枯野かな