行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

多摩川にオオタカ

2013-02-03 21:19:22 | 

実際,多摩川の河原に野生のオオタカ(大鷹)が
現れることはあるようですが,
写真はペット(鷹狩り用)として飼育されているオオタカです。




多摩川の土手下を電動自転車でのんびり走っていると(1/27),
河原に造られた公園の一角から
キイー,キイーと鋭い声が聞こえてきます。
声のほうに近づいてみると,
なんと鷹匠と思われる男性が鷹を腕に乗せ,
女子高生の質問に応えています。
この女子高生,鷹と鷹匠にかなりの興味を抱いたようで,
写真を撮りながらさかんに質問をしていました。


オオタカの姿を見るのは初めて,
そして鷹匠の姿を実際に見るのも初めてです。
写真を撮ってもいいですかと聞くと
「ああ,いいよ」と快い返事,
これオオタカですかと聞くと「そう」,
でも日本のものではなく,イギリスより持ち込まれた外来の鷹とのこと,
日本のものは捕獲すること,
こうしてペットにすることが禁止されているそうです。


鷹狩りもするとのことでしたが,
ここでは鷹狩りの訓練ではなく,犬を散歩させるのと同じく,
鷹の運動不足,ストレスの解消をしているようです。
時々,鷹を100mほど離れた,河川敷の木まで飛ばしては
自分の手元まで呼び寄せていました。
手元に戻ってくると,腰につけた袋から餌を与えていました。
ウズラの肉ということです。


野生のオオタカはウズラ,ハト,ツグミなどを好んで捕獲するようです。
飼われていると野生本能が薄らぐのか,
餌が十分に与えられているせいか,
すぐ近くをツグミがチョコチョコと歩き,
子犬が散歩していても見向きもしないのが少し不思議でした。
それにても,猛禽類の姿は美しく,特に,腹部の模様は見事です。

多摩川原 命育む 枯野かな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする