「真っ赤な嘘」という言い回しがありますが,
今日の写真は,嘘ではなく鷽(ウソ),赤鷽です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/4a/a77054351fda519989d85619e1e620ed.jpg)
とても風の冷たい日,
自宅近くを散歩していると,小鳥が何羽か木の芽を突いています(2/16)。
逆光ではっきり見えず,
ずんくりした体型,大きさなどからカワラヒワ?と思いましたが,
光を受けて,金属色に輝く紅色がちらちらと見えます。
同じアトリ科のウソ(鷽)のようです。
写真は雄のアカウソ,頬から喉下の紅色が見事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/fe/a33d86423d00fd6c3e40c3e649dd6f3d.jpg)
古語で「うそ」とは口笛を表し,
ウソの鳴き声が口笛のように聞こえるので,
ウソ(鷽)の名がつけられたとのことです。
写真,これも雄の後姿,
顔もちらっと見え,喉下の紅色が確認できます。
それにしても,ずいぶんとメタボな下半身です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ee/3c548098caca398df70463b61d4be60e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/f7/dce672f5edcb3e1970c59bd5f08c8b90.jpg)
生物の分類で
「独立の種とはしがたいが,同種とも言いがたいもの」
を亜種と言うそうです。
ウソ(鷽)には,ウソとアカウソ,ベニバラウソと3亜種があり,
はっきりと異なるのが,腹部の色です。
ウソはグレー,アカウソは薄い紅色,
ベニバラははっきりした紅色になります。
この群れはどれも薄い紅色,アカウソの一群です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/13/39e0db8cf0acbd33f38f3719abba5abe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/bf/e4a51d3336b766126d44facd96726f19.jpg)
これらのウソ,本州や北海道の山地で繁殖し,
冬には南下して,平地の林にも姿を現すようです。
このウソ,体型に見合って,とても食欲旺盛です。
見ている間に桜の花芽を次々に食べ,口いっぱいにしていました。
これでは桜の花がなくなってしまいそうです。
写真は喉に紅色がなく,どれも雌です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/02/f337a7d22b7b3b62dc6e5d6f080fbebc.jpg)
これも雌の個体ですが,一羽,地上に下りてきて,
マンホールの上にこぼれた花芽を拾っていました。
下から見上げた写真ばかりでしたが,
横から見るとずいぶん感じが違います。
鷽の口幼き花芽食い散らす
今日の写真は,嘘ではなく鷽(ウソ),赤鷽です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/4a/a77054351fda519989d85619e1e620ed.jpg)
とても風の冷たい日,
自宅近くを散歩していると,小鳥が何羽か木の芽を突いています(2/16)。
逆光ではっきり見えず,
ずんくりした体型,大きさなどからカワラヒワ?と思いましたが,
光を受けて,金属色に輝く紅色がちらちらと見えます。
同じアトリ科のウソ(鷽)のようです。
写真は雄のアカウソ,頬から喉下の紅色が見事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/fe/a33d86423d00fd6c3e40c3e649dd6f3d.jpg)
古語で「うそ」とは口笛を表し,
ウソの鳴き声が口笛のように聞こえるので,
ウソ(鷽)の名がつけられたとのことです。
写真,これも雄の後姿,
顔もちらっと見え,喉下の紅色が確認できます。
それにしても,ずいぶんとメタボな下半身です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ee/3c548098caca398df70463b61d4be60e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/f7/dce672f5edcb3e1970c59bd5f08c8b90.jpg)
生物の分類で
「独立の種とはしがたいが,同種とも言いがたいもの」
を亜種と言うそうです。
ウソ(鷽)には,ウソとアカウソ,ベニバラウソと3亜種があり,
はっきりと異なるのが,腹部の色です。
ウソはグレー,アカウソは薄い紅色,
ベニバラははっきりした紅色になります。
この群れはどれも薄い紅色,アカウソの一群です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/13/39e0db8cf0acbd33f38f3719abba5abe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/bf/e4a51d3336b766126d44facd96726f19.jpg)
これらのウソ,本州や北海道の山地で繁殖し,
冬には南下して,平地の林にも姿を現すようです。
このウソ,体型に見合って,とても食欲旺盛です。
見ている間に桜の花芽を次々に食べ,口いっぱいにしていました。
これでは桜の花がなくなってしまいそうです。
写真は喉に紅色がなく,どれも雌です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/02/f337a7d22b7b3b62dc6e5d6f080fbebc.jpg)
これも雌の個体ですが,一羽,地上に下りてきて,
マンホールの上にこぼれた花芽を拾っていました。
下から見上げた写真ばかりでしたが,
横から見るとずいぶん感じが違います。
鷽の口幼き花芽食い散らす