
黄色と水色の混色,
きれいなトンボが川の手すり木にとまっていました。
シオカラトンボ類の雄は生まれてしばらくは
雌と同じムギワラ色(黄色)ですが,
成長するにつれて,シオカラ色(水色)に変化します。
このトンボ,シオカラ色とムギワラ色が
ちょうど半分ずつきれいに混ざっています。
大人への成長途中,オオシオカラトンボの少年のようです。

成長したオオシオカラトンボ雄,
全身青みがかったシオカラ色に変身しています。

オオシオカラトンホのほうがシオカラトンボより,
シオカラ色,ムギワラ色はともに鮮やかで派手に見えます。
オオシオカラトンボはこの綱が好きなようでよくとまっています。

そしてオオシオカラの複眼は黒色,
このあたりがオオシオカラとシオカラの区別のポイントのようです。

オオシオカラトンボの雌です。
小さな水溜りで雄のオオシオカラに追いかけられていました。