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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

沈丁花と三椏

2012-04-03 19:03:53 | 花,植物
今日4月3日,台風並みの春の大嵐に日本全国が襲われました。
東京も3時過ぎから強い風と雨,
いつもより2時間ほど早く退社してきましたが,
傘もさせないほどの風と雨,
電車も遅延と間引き運転で身動きの取れないほどの満員,
ようやっとの思いで嵐の真っ最中に帰宅しました。


沈丁花(ジンチョヴゲ)がほぼ開き,
沈丁香のよい香りがあちらこちらに感じられるここ一週間です。
例年に比べるとずいぶんと遅いこの芳香です。
小さな花が球状に形成され,一塊の花となり,
この小さな花が少しずつ開花して長い間芳香を放ちます。




花色は白ですが,
花の外側が紅いものと外側も白いものとがあります。
紅いものが一般的,多く見られ,
花も若干早く咲くように思います。
なお沈丁花の花と表現している部分,
正しくは,形態学的には萼(ガク)だそうです。


和紙の重要な原料となる三椏(ミツマタ),
沈丁花とほぼ時を同じくして花を満開に咲かせています。


花の感じなど沈丁花によく似ていると思い同時に取り上げてみましたが,
調べてみると三椏はジンチョウゲ科の植物,
似ているはずです。
花色も黄色と紅の2種類があります。

角々に沈丁香る帰宅道
道行けば歩ごと増しゆく沈丁香
コメント
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