田植えが遅かった散歩道の水田,
やっと穂も色づき,そろそろ刈入れの時期のようです。
そんな稲に大群の雀がきて,稲穂をついばんでいました(10/1)。

ざっと見た目では数十羽でしょうか,
人目もかまわず米の食事に勤しんでいます。
雀も生きなくてはなりませんが,
これではせっかくの稲がかわいそうです。

道路を足で蹴り,脅かしてみることにしました。
すると,狭い範囲から百羽を超えると思われる雀が一斉に飛び立ちました。
こんなにもたくさんいたなんて驚きです。

その雀たち,こんなことには慣れているのでしょう,
田んぼ横の蔦草の絡まる低木に隙間のないほど,
ぎっしりととまり,平然な顔をしています。
人がいなくなったらまたすぐに稲穂に戻ることを考えているようです。
「稲雀 茶の木畠が逃げ処」芭蕉にこんな句があります。
逃げ処が茶の木ではありませんが,
江戸時代から変わらぬ景色のようです。

上の田の近く,ここの田も案山子やきらきらテープなどの
鳥対策はしてありません。
しかし,ここには雀も烏も来ていません。
畦に咲く真っ赤な彼岸花のせいでしょうか。
そうだとすると,昔から彼岸花を畦に植えるのは
飢餓食のためやモグラ,ネズミ退治だけではなく,
鳥よけの効果も考えていたと思われます。
稲雀 百も揃いて翔びにけり
やっと穂も色づき,そろそろ刈入れの時期のようです。
そんな稲に大群の雀がきて,稲穂をついばんでいました(10/1)。

ざっと見た目では数十羽でしょうか,
人目もかまわず米の食事に勤しんでいます。
雀も生きなくてはなりませんが,
これではせっかくの稲がかわいそうです。

道路を足で蹴り,脅かしてみることにしました。
すると,狭い範囲から百羽を超えると思われる雀が一斉に飛び立ちました。
こんなにもたくさんいたなんて驚きです。

その雀たち,こんなことには慣れているのでしょう,
田んぼ横の蔦草の絡まる低木に隙間のないほど,
ぎっしりととまり,平然な顔をしています。
人がいなくなったらまたすぐに稲穂に戻ることを考えているようです。
「稲雀 茶の木畠が逃げ処」芭蕉にこんな句があります。
逃げ処が茶の木ではありませんが,
江戸時代から変わらぬ景色のようです。

上の田の近く,ここの田も案山子やきらきらテープなどの
鳥対策はしてありません。
しかし,ここには雀も烏も来ていません。
畦に咲く真っ赤な彼岸花のせいでしょうか。
そうだとすると,昔から彼岸花を畦に植えるのは
飢餓食のためやモグラ,ネズミ退治だけではなく,
鳥よけの効果も考えていたと思われます。
稲雀 百も揃いて翔びにけり