
我が家の柿の木,
ヘタ虫でも入ったのか,
他のものよりずいぶん早く紅くなった実がいくつかありました。
朝,雨戸を開けるといつのまにかその実に穴が開いています。
多分メジロの仕業と思われます。

しばらく様子をうかがっているとやはりメジロが2羽でやってきました。
枝から枝へ飛び移り,脚をしっかり踏ん張り,
穴の開いた柿の実を夢中でつついていました。

多摩川の土手沿い,ニセアカシアの木でしょうか,
ムクドリに混じり,5,6羽のオナガがいました。
枝葉に隠れてなかなかシャツターチャンスがつかめません。
枝葉にじゃまされ,ピントももう一つ,
ただ撮ったというだけのオナガになってしまいました,

オナガはキジバトより少し大きめのスズメ目カラス科,
1970年代には本州全域,九州の一部にもいたようですが,
1980年代以降は西日本で確認されなくなり,
今は石川県より東,神奈川県より北にしか観察できない
狭地域性の鳥のようです。
この地域(稲城市)はすぐそこが神奈川県川崎市,
するとここは南限に近いことになります。
姿形からはきりっとした顔立ちを想像していいましたが,
写真のこの個体は少し間の抜けた顔をしています。
メジロの子辺り見まわし柿つつく