一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

ロシアの敗退後はどうなる

2023-01-19 09:28:02 | 日記
ロシアとウクライナの戦争、今のまま進むと果して結果はどうなるのだろうか。ロシアは敗戦を予想した段階で戦術核兵器を使用するだろうか。例え戦術核であろうとも核兵器に変わりはない。若しもロシアが核兵器を使用したら、中国が何らかの形で動くのではないか。中国はロシアに対してどのような手を打つか。その決断はひとえに習近平の肩に掛っている。中国の手の内は予測しがたいが、今の段階で予測できることは「ロシアを制裁に踏み切る」ということかもしれない。そして、中国はロシアを植民地化するための動きに出るかもしれない。それは、どのような形を取るのか。


ロシアには膨大な資源がある。中国が欲しいのはその資源だけである。他のものは殆んど無視するだろう。資源を手に入れて、ロシアを事実上植民地とする。体制は中国の自由になるような人間を立てる。指導者といっても中国の手となり足となる人間を選ぶ。ロシアには最早、国を率先して導くような人間はいないだろう。問題はクレムリンの中である。プーチンが残していく腐敗した政権幹部たちは抵抗することは間違いない。そして、その取り巻きたちも動くに違いない。KGBのような強大な秘密警察は既に崩壊しており、現在ある組織はそれほど強大ではない。


最も気になる国が中国の出方だ。この国はロシアの天然資源を絶対に取りに行くだろう。黙って見ている国ではない。強かに資源を取ることに専念するはずだ。どのようにロシアに侵入し、どのように政権を奪い獲る個のだろうか。同じ共産圏の国ではあるが、その中身は違っている。嘗てのロシアとは異なっている。今の中国は完全な共産党一党の独裁国家だ。そして、嘗てのソビエトと同じように秘密警察も完備している。そして、監視カメラと顔認識は世界でもトップクラスである。既に人民を把握する手段においてはロシアを超えているかもしれない。そうなれば、中国がロシアの政権内部に進出する方法はいくらでも出てくる。


ロシアの中国化は意外にも早く訪れるかもしれない。そしてはっきりと中国の植民地化を進めて支配下になってしまうのではないか。問題はロシア国民が中国の支配下になる事を黙って見ていられるかどうか。過去に、一度も他民族の支配下に置かれたことがないロシア人が中国人の配下になる事を我慢できるだろうか。それこそ再びロシア革命が起きてしまうかもしれない。そして戦乱の国になってしまうかもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする