マスコミの意見を聞いて見ているとまるで日本だけが悪いことをしているように伝えている。核兵器廃絶、軍備縮小など世界では一体どのようになっていると思っているのか。日本は核兵器を持っていないし、軍備など自衛をするだけの僅かなものだ。マスコミは、日本に対して厳しい条件をいつも突き付けているが、果たして世界はどうなっているのだろうか。特に、中国や北朝鮮などは核兵器は所持しているし、軍備は拡大の一歩を辿っている。
マスコミは、日本が一体何をしてほしいのか、教えてほしい。日本が核兵器を持っていないのに、核兵器廃絶をもっと訴えろ、とマスコミは言っているが、なぜ中国や北朝鮮に行ってもっと強く訴えないのだろうか。若しかすると、マスコミは中国や北朝鮮には言えない何かがあるのかもしれない。日本を責めればそれでいいと思っているのかもしれない。マスコミは弱いところを責めることしか自社の都合がいい事しか考えないのだ。
マスコミが無責任なことしか言わなければ、国民は白けてしまうのが普通だ。マスコミには世界を平和にしたいという思いだけが先行して肝心要のことを考えない集団になってしまっている。誰だって平和な世界がいいに決まっている。しかし、昔から世界は戦争と平和が交互に来ている。第2次世界大戦後の63年間は大戦争は起きていない。何回か危機があったが何とか凌いでいる。世界の平和は緊張の中にあるのはいつものことだ。
若しも正義論を言いたいのなら、平和論などは単なる夢物語に過ぎない。今でも世界のあちこちで紛争が起きている。大戦争がないだけで紛争はあるのだ。平和論を幾ら言っても紛争は絶対になくならない。世界中が全て平和になることなどありえない。民族紛争、宗教戦争、領土戦争、経済戦争、など様々な戦争があるが、大戦争を引き起こさなければ世界はほぼ平和なのではないか。決して小さな戦争がいい、というわけではない。
日本が平和ボケだ、と世界から言われていることに対して、殆どの国民が納得していることも確かだ。平和を突き詰めていけば最後は本当に平和になるのだろうか。誰もそんなことは思っていない。隣の国が紛争をけしかけてきたら、黙って領土を提供しろ、という人間がいるが、そんなことをしていたら国土花ぬかってしまう。国を滅ぼしてまで平和が欲しいのだろうか。
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