一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

菅内閣にブレーンはいるの?

2010-11-11 06:08:29 | 日記
菅内閣、政治、経済、外交、など重要なことについて、日本をどのような方向に導こうとしているのか、はっきり解らない。政権を交代することに成功したが、それだけで日本の進むべきものがあるというわけではない。しっかり見据えた上で、内閣のブレーンの意見を聞いて、もっとしっかり舵取りをしてもらいたい。嘗て、ケネディー大統領が政権を握ったとき、その周りには優秀なブレーンたちが取り巻いていた。政策の立案には必ずブレーンの働きがあったという。
菅内閣には、果たしてブレーンが存在するのだろうか。菅総理の発言の数々を見ていると、ブレーンの存在が見えてこない。勿論官房長官と云う住職についている人もいるが、官房長官一人だけで政策総てを決定することは不可能である。人間は万能ではないのだから、専門集団であるブレーンの働きがポイントになる。
小泉内閣には、ブレーンがいた。この内閣は、強力なリーダーシップがいたため、ブレーンの働きが陰に隠れていたが、かえってその方が良かったのかもしれない。ブレーンと云うのは、表面に出ることもあるが、リーダーの影で多くの働きをするのがそもそもの目的である。余り表には出ないほうがいい。
今民主党が何故外交や経済に苦しんでいるのだろう。特に外交は経験を持っている人が少ない。従って、この面ではブレーンを置かないと対外交渉は行き詰ることは眼に見えている。隣国との様々な場面で、総て失敗していることを考えると、日本には、交渉などする必要はない、と見られているのではないだろうか。政府の基本方針が何となく定まっていない、と云う印象を持った隣国は、外交カードを積極的にどんどん切って行く。それに対して、日本の政権が、殆んど無力に等しい状況である。
政権がどれだけ持ちこたえることが出来るのか、何ともいえないが、今のままでは、日本の領土保全は難しい。周りにある島々は総て隣国に乗っ取られるかもしれない。そんな危険な状態を菅政権はどのように捉えているのか。国民の安全を守ることが出来ないということは、国にとって致命的なものになる。
政権発足時に、ブレーンを作り上げていかなかった付けが回ってきたのだろう。今からでは少し遅いかもしれないが、国の為、国民の為に、もっとしっかりして欲しい。
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