殆んどの日本人なら「北風と太陽」の話を知っている。勿論内容も理解している。若しかすると幼稚園生でも知っているかもしれないほど有名な話だ。何故この話をもち出したか、殆んどの人は理解できるだろう。今、習近平は台湾に対して将に北風の施策を実行している。習近平は台湾に対する自分の実績を作るために一所懸命になって行っているのである。習近平が如何なる強風を台湾に対してぶつけ様とも現在の台湾はびくともしない。台湾人の多くが現在の自由や人権を求めているからである。香港が中国に返還されてから20年になる。
その香港の政治体制を見てみると自由や人権は全く失われ、香港人を完全な監視下に置いてしまった。国家安全維持法なる法律を施行し、香港人を奴隷のような統治をしようとしている。自由や人権を香港人から剥脱してしまった現在、香港の魅力は何もなくなってしまった。嘗て、金融で栄えた香港は完全に凋落をしてしまった。今の香港は中国本土の完全な単なる出先機関であり、中国大陸の単なる一部分である。今、外国人が香港を訪れると国家安全維持法によって拘束される度合いが極めて強い。何しろ、海外で中国を批判したら、香港へ足を一歩踏み入れるだけで国家安全維持法違反により拘束できるようになっているからだ。
まあ、香港に特に用事がなければ行く必要はないし、観光で訪れることもない。それこそ、観光旅行の騒ぎではないのだ。最早、香港は観光地の一つから外れてしまった。単なる中国の一部なのだ。現在の香港は、監視カメラが立ち並んでいるという。そして、すべての通信も監視されている。歩いている人も、レストランに入っている人も、観光地を訪れている人も、ホテルの部屋にいる人も、全ての人が監視カメラによって行動が捉えられているという。香港に生活している人たちも、家族、友人、隣人、勤め先の人間などすべての行動が監視されているという。
勿論、パソコンもスマホも情報機器は、受発信がすべて傍聴されているという。このような監視下の中で果たして普通の生活ができるのだろうか。何時も北風を人民に向けて吹かせている共産党政権は人民をここまで拘束して一体何を求めているのか。恐らく、香港だけでなく中国大陸の人民たちも何時も北風を浴びせられていて太陽を真面に見ることができないのではないか。スモッグで太陽が霞んでみえるのはいつものことだというが。人民をとことん拘束をし、雁字搦めにしていると人間は通常の考え方ができなくなってしまう。中国人が海外旅行へ団体で出かける時は、必ずその中に監視員が含まれているという。
従って、監視員の目が届かないところで色々なことをやってしまうのだという。ある意味、可哀そうな人たちである。監視の中で生活をする、と云う事は一般の日本人は経験をしたことがないはずだ。勿論、小生もそのような生活をしたことはない。精神を正常に保つことは極めて難しいと思うのだが。監視下の生活も馴れてしまえば結構普通にやり過ごすことができるのかもしれない。香港の人達は20年前までは比較的自由に過ごしてきたはずだ。それが、中国に返還されて20年経ったら自由や人権が完全に失われてしまった。今の50歳代以上の人達は昔の香港を思い出して懐かしんでいるのではないだろうか。
今、台湾で選挙が行われている。その結果は、民進党の勝利となった。そして、その結果の感想として中国共産党が奇妙なことを言った。「この選挙は台湾の民意を反映していない」と。そもそも、現在の中国共産党の政権、民意を反映していないではないか。自分たちの足元が民意を反映していないのに、台湾の事が言えたものか。どうやら中国共産党は民意という言葉の意味を理解していないようだ。国語の勉強の基礎をしっかりとしていないからだと思う。台湾の選挙の結果から北風が益々強く吹くことになるだろう。太陽は当分見ることは出来ない。それでも台湾の人達は自由と人権を選択したのだ。
その香港の政治体制を見てみると自由や人権は全く失われ、香港人を完全な監視下に置いてしまった。国家安全維持法なる法律を施行し、香港人を奴隷のような統治をしようとしている。自由や人権を香港人から剥脱してしまった現在、香港の魅力は何もなくなってしまった。嘗て、金融で栄えた香港は完全に凋落をしてしまった。今の香港は中国本土の完全な単なる出先機関であり、中国大陸の単なる一部分である。今、外国人が香港を訪れると国家安全維持法によって拘束される度合いが極めて強い。何しろ、海外で中国を批判したら、香港へ足を一歩踏み入れるだけで国家安全維持法違反により拘束できるようになっているからだ。
まあ、香港に特に用事がなければ行く必要はないし、観光で訪れることもない。それこそ、観光旅行の騒ぎではないのだ。最早、香港は観光地の一つから外れてしまった。単なる中国の一部なのだ。現在の香港は、監視カメラが立ち並んでいるという。そして、すべての通信も監視されている。歩いている人も、レストランに入っている人も、観光地を訪れている人も、ホテルの部屋にいる人も、全ての人が監視カメラによって行動が捉えられているという。香港に生活している人たちも、家族、友人、隣人、勤め先の人間などすべての行動が監視されているという。
勿論、パソコンもスマホも情報機器は、受発信がすべて傍聴されているという。このような監視下の中で果たして普通の生活ができるのだろうか。何時も北風を人民に向けて吹かせている共産党政権は人民をここまで拘束して一体何を求めているのか。恐らく、香港だけでなく中国大陸の人民たちも何時も北風を浴びせられていて太陽を真面に見ることができないのではないか。スモッグで太陽が霞んでみえるのはいつものことだというが。人民をとことん拘束をし、雁字搦めにしていると人間は通常の考え方ができなくなってしまう。中国人が海外旅行へ団体で出かける時は、必ずその中に監視員が含まれているという。
従って、監視員の目が届かないところで色々なことをやってしまうのだという。ある意味、可哀そうな人たちである。監視の中で生活をする、と云う事は一般の日本人は経験をしたことがないはずだ。勿論、小生もそのような生活をしたことはない。精神を正常に保つことは極めて難しいと思うのだが。監視下の生活も馴れてしまえば結構普通にやり過ごすことができるのかもしれない。香港の人達は20年前までは比較的自由に過ごしてきたはずだ。それが、中国に返還されて20年経ったら自由や人権が完全に失われてしまった。今の50歳代以上の人達は昔の香港を思い出して懐かしんでいるのではないだろうか。
今、台湾で選挙が行われている。その結果は、民進党の勝利となった。そして、その結果の感想として中国共産党が奇妙なことを言った。「この選挙は台湾の民意を反映していない」と。そもそも、現在の中国共産党の政権、民意を反映していないではないか。自分たちの足元が民意を反映していないのに、台湾の事が言えたものか。どうやら中国共産党は民意という言葉の意味を理解していないようだ。国語の勉強の基礎をしっかりとしていないからだと思う。台湾の選挙の結果から北風が益々強く吹くことになるだろう。太陽は当分見ることは出来ない。それでも台湾の人達は自由と人権を選択したのだ。
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