奥多摩の鳩ノ巣渓谷から白丸ダム先の遊歩道が閉鎖されていて、青梅街道を経て白丸駅近くの数馬峡橋から氷川渓谷まで数馬峡遊歩道を散策してきました。
数馬峡橋から白丸湖を眼下に一望出来 湖面にはカヤックが浮かび、山肌に色付いた樹木と共に素晴らしい景観が見られます。
その先の長い急階段を上り眼下に多摩川沿いの紅葉と清流の渓谷美を眺めながら山道を進みます。
遊歩道の山際には数馬西トンネルがあり、渓谷の岸壁の凄さを実感しました。
トンネルを抜けると間もなく渓谷を一望出来るお休み所があり、一休みでした。
遊歩道の脇には、珍しい庚申塔や馬頭観音が立ち、歴史の道のようですね~
さらに眼下に紅葉真っ盛りの氷川渓谷の絶景を眺めながら梅沢大橋の手前から車道に出て昭和橋へ進みます。
昭和橋の手前で多摩川上流のつり橋の登計橋を渡ると、橋上から上流側、下流側に川面のエメラルドグリーンと山肌の紅葉コントラストな絶景が見られます。
その先の氷川小橋からは、赤い昭和橋と紅葉を望む絶景ポイントでした。
氷川小橋を渡った先に、日本武尊が東征の折に祀った社を起源とする「奥氷川神社」があり、パワースポットとなっているようで、聖なる雰囲気を感じながら参拝しました。
境内には、樹齢650年の杉の巨木の「氷川の三本杉」が立ち、幹が根元から約3mで三本に分岐した姿で、都の天然記念物に指定されています。
アーチ橋の昭和橋から望む渓谷の美しさも氷川渓谷を代表する景観でした。
紅葉散策のゴール地点の奥多摩駅の駅舎は、以前に訪れた時と変わって改修されていましたが、山小屋風のレトロ感が変わらない景観で疲れも忘れるひと時でした。
約2時間の散策でしたが、自然豊かな紅葉真っ盛りの渓谷美を堪能した一日でした。