MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉散策~建長寺半蔵坊・鶴岡八幡宮

2015年02月04日 | まち歩き
建長寺の節分祭で沢山の福を授かった後、久しぶりに建長寺境内をぶらりと巡ってみました。

半増坊大権現に向かう途中、半増坊道への入口を左に折れて急階段を登り河村瑞賢の墓地へと立ち寄ってみました。


河村瑞賢墓には、あまり参拝客も訪れない隠れスポットですが、高台の崖際には親子の墓や古井戸が残されており、周りには苔生す静かな別世界となっていました。
案内によると江戸時代の豪商で材木問屋だそうですが、建長寺との縁は無さそうです。


墓地からさらにもう一つの急階段を登ると、半増坊大権現に到着し富士見の展望台があり、北鎌倉の山の向こうに霞んでいましたが白嶺の富士山を眺めることができました。
この日は平日でもあり天園ハイキングコースを歩くハイカーの姿も少なかったですね。


大権現堂正面の展望台からは、建長寺境内の伽藍全貌や相模湾、鎌倉海岸を望めてしばし時を過ごしていましたが、眼下の山肌には大小約10数体の羽を付けた鳥天狗が俗世界を見下ろしてお怒りの様相でした(笑)



しばしの休息後、参道を経て境内に戻り先ほどまで豆撒きで閉じられていた法堂では、天井には「雲龍図」が見られました。説明によると、鎌倉在住だった故小泉淳作氏の作で、日本では貴重な「五爪の龍」だそうです。


また、仏殿の本尊地蔵菩薩が鎮座する天井には、約150枚の画が張られており、周囲の壁にも天女や花鳥が描かれており、荘厳さに驚きますが、その由来などは判りませんでした。


建長寺を後にして、次の目的地鶴岡八幡宮へと向かうと、丁度 八幡宮の節分祭が始まったところで、舞殿の周りには多くの豆撒きを待つ参拝者で埋めつくされていました。
本宮での祭儀を終えて撒き手の神職を先頭に年男・年女の皆さんが大石段を下りて舞殿へ向かっていました。


舞殿では先に鳴弦の儀式が執り行われましたが、弓の弦の音で邪鬼を追い払う儀式のようですね。
残念ながら八幡宮では、事前の受付で福豆を拾う人は制限されており、福豆は足元まで飛んでこなかったですね。


遠巻きに眺めているだけでしたが、建長寺以上に福豆争奪戦は、凄い喧騒劇でした(笑)


節分祭の雰囲気を堪能して鎌倉駅に向かいましたが、若宮大路の段葛は改修工事のため高い仮囲いで覆われており、段葛の桜道は2年間は見られないそうですね~
あの桜は既に移植されていました。(泣)


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (korman)
2015-02-06 20:47:30
矢田さま
節分は、鎌倉に限らず各地で大変な賑わいとなっているようで
福を呼びたい気持ちは同じですね~
応援いただきありがとうございました。
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Unknown (矢田@医療職兼業トレーダー)
2015-02-06 18:13:15
節分の時期はどこも大変なことになっているのですね。

積雪にならなくて昨日は良かったです。

応援しておきました。ポチッ


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