MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~二宮石仏巡り

2015年02月05日 | まち歩き
二宮の菜の花ウオッチングで二宮を訪れた切っ掛けで、今年も二宮の西部の道祖神・庚申塔・地神塔などの石仏を巡ってきました。
二宮の石仏は、路傍や神社の隅っこに何気なくひっそりと佇んでおり、その由緒などは不明ながらも興味をそそりますね。

吾妻山の吾妻神社境内には、元禄時代の笠付・三猿の珍しい庚申塔や首なしの坐像が鎮座しています。


吾妻山を下りた梅沢口の小さな祠の神明社には、両側に多くの文字碑や道祖神が並びいつの時代のものか不明ですが、その様々な形の石像は面白いですね。


釜野橋の先のふたみ記念館の裏山には舟形の双体像や首無しの石像、五輪塔などが並んでおり大変貴重な石像のようです。


川勾神社近くの二宮中学校傍には、青面金剛・三猿や角柱庚申塔、地神塔など約200年前のものでした。


西光寺前には袖切り地蔵が鎮座していますが、赤い袖が供えてありました。
転んで袖が切れても怪我しない有り難い守護神だそうです。


地蔵像の反対側には、珍しい石祠の道祖神が鎮座しています。


西光寺の境内の不動橋際には、双体の道祖神がありその手を取りあった双体姿が愛くるしいですね。


本堂前の樹齢500年のカヤの大木の周りには14体の愛嬌ある彫物のアーテステイックな像が並んで、詩を書きこんだ木札を掲げていましたが、どの像もユニークですね



東海道に面する茶屋薬師堂の前には、三猿庚申塔や道祖神、馬頭観音など13体の石仏が並び1700年代の造立でした。


旧東海道の路傍には、駒形の双体像が鎮座していましたが、箱根駅伝の二宮坂に面しており可愛らしい二人像でした。


二宮の北部方面にも多くの石仏が残されていると聞き、またの機会に巡ってみたい誘惑に駆られましたが、昔の大山道などの名残などかつての人々の生活を偲ぶいい機会でした。

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