法務省旧本館を見学の後、日比谷公園の園内を散歩してきました。
日比谷公園は、日本初の洋式公園として昨年開園120年を迎え、現在も修復工事が行われていますが、祝田門から第一花壇周辺を散策していました。
祝田門近くの丘は、開園当時に残土で三つの笠を想定して盛り上げて造られた低い盛山で、「三笠山」と名付けられて丘の上には、大岩などが置かれ、丘の下には、浄水設備だった石升など給水の設備も保存されて歴史の丘となっているようです。
第一花壇のペリカン噴水池の横には、数十年に一度咲くといわれる「アオノリュウゼツラン」が、約8mの高さで茎を伸ばして、ほぼ満開となっていて、珍しいね~と撮りあっていました。
池のペリカンさんも見上げて楽しんでいるようです
花壇の芝生広場にも夏の花など緑豊かな雰囲気で東京の洋式公園の近代的な風景が見られます。
ペリカン池の近くには、開園当時の管理事務所だった洋風デザインの建物が保存されて、以前にスケッチしていましたが、現在は、ウェディング会場となっています。
日比谷門(日比谷見附跡)近くには、江戸城のお濠があった後で、現在も面影を残す「心」の形で保存された史跡となっているようです。
法務省旧本館や日比谷公園の江戸東京の歴史を知るひとときでした。