鎌倉祇園山ハイキングコースをトレイルした後、鎌倉街道の自然環境豊かな浄明寺エリアの名所を巡ってきました。
浄明寺エリアの名所の竹の寺と言われる「報国寺」は、既に閉門されていましたが、鎌倉時代の歴史観ある御門がみられます。
報国寺近くの「旧華頂宮廷」も、既に閉門されていましたが、以前にもスケッチした昭和初期に建てられた大規模な洋風建築で、秋には紅葉スポットとなっていて、建物と庭園がマッチした素晴らしい景観が見られました。
華頂宮廷沿いの道路沿いは、近くの釈迦堂口切通しのような高い岸壁が連なり、鎌倉特有の景観がみられます。
滑川沿いの「田楽辻子のみち」は、昔 田楽師が住んでいたことから名付けられた小径で、現在の住宅街には、湾曲した滑川の光景や風情ある装飾、夏の花のサルスベリなどが見られる小径となっていました。
約800mの田楽辻子のみちを抜けて大御堂橋を渡り、鶴岡八幡宮の源氏池では、大きな蓮の葉が池面を覆っていて、夕刻前でしたが、名残の白い花が咲いていました。
池の休憩所の池端では、この日も多くの餌を与える家族連れに、餌を求める鯉や亀さん、カモが群れ合って、”もしもし亀よ~亀さんよ・・・・”とふれ合いの場となっていました。
期待していた報国寺や旧華頂宮廷は、閉園となっていましたが、鎌倉の祇園山や歴史スポットを巡りながらのぶら散歩でした。