初夏のサイクリング日和となり久しぶりに湘南海岸の鵠沼海岸から鎌倉稲村ケ崎、由比ガ浜へとポタリングしてきました。
鵠沼海岸へ出ると、強風注意報が発令されていて、高波も寄せる中でサーファーやビーチで水遊びする浴客が多く、海水浴シーズンのような光景が見られ、片瀬海岸では昨年は中止となっていた海の家の準備が進められています。
片瀬東海岸では、ウインドサーファーも多く見られ、夏本番近しの様子が見られます。
腰越漁港では、小動岬の岸壁や離岸堤に包まれた歴史の足跡を残す絶景が見られます。
鎌倉高校前駅のフォトスポットのスラムダンク踏切では、この日も多くのスラムダンク(SLUM DUNK)ファンが集い撮り合っていました。
稲村ケ崎公園は、関東富士見百景、かながわの景勝50選に選ばれている景勝地ですが、富士山の姿は、雲に隠されて見れませんでしたが、七里ガ浜や富士山、奇岩を望みながら一休みしていました。
稲村ケ崎突堤の岩肌には、大日本帝国軍の横穴陣地だったやぐららしい横穴も見られます。
園内には、鎌倉の戦いで新田義貞が幕府に攻め入った古戦場の史蹟となっており、石碑と明治天皇御製の歌碑が立てられています。
稲村ケ崎から長谷地区の極楽坂へ向かうと、鎌倉七口(七切通)の一つの極楽寺切通があり、当時は新田義貞も攻略を諦めた険しい道だったようです。
由来が書かれた石碑も見られます。
切通の海よりの坂の上には、鎌倉アジサイ寺の一つの成就院があり、現在はアジサイは東日本大震災で被災地へ送られたため、今年も参道の坂道には多くのアジサイは見られませんが、坂上から由比ガ浜を見下ろす絶景は最高でした。
境内には、鮮やかなアジサイ花が奉納されています。
本堂脇の散策路には、聖徳太子1300年御忌にあたって作られた石造りの夢殿や縁結び不動明王、子安地蔵菩薩が並び、縁結びの人気スポットとなっているようです。
極楽坂の向かい側には、虚空菩薩を祀る虚空蔵堂があり、福徳を授かるパワースポットとなっています。
虚空蔵堂の下には、鎌倉十井の一つの「星の井」があり、以前には、暗かった昼中でも井戸を除くと、星のように光り輝いた井戸だったようで名付けられたようです。
極楽坂の道端には、成就院の墓所もあり、多くの優しい姿の石仏や道祖神が並び、心和まされていました。
この後、御霊神社や光則寺のアジサイスポットを巡っていました【続く】
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