MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

深谷市レンガ街散歩

2024年05月25日 | まち歩き

渋沢栄一氏ゆかりの深谷市の歴史ある市街地を散策してきました。

深谷駅は、深谷産のレンガで作られた東京駅に似た駅舎で、路線の上に立てられていますが、シンボル的な圧巻の景観が見られます。

駅下の広場には、定刻になると渋沢栄一氏が現れる渋沢栄一氏のからくり時計が設置されていますが、渋沢氏では無く、マスコットキャラクターのふっかちゃんが迎えてくれました。

広場中央の渋沢氏の銅像

駅前から市役所へ通じる道は、赤レンガが敷かれた「レンガ通り」となっていました。

市役所庁舎も深谷らしい赤レンガを用いた外観が見られ、回廊もレンガ造りのアーチ型のトンネル風の景観に作られて市のシンブル的な存在感となっていました。

市役所から少し離れた深谷城址公園は、深谷上杉氏の城跡で、公園の周りには、城壁の一部が残されています。

城址公園近くの冨士浅間神社では、城の鎮守様と呼ばれているようで、鎮守の森となっています。

城址公園の先の唐沢川の堤防には、桜の枝が垂れ下がる景観が見られ、春には桜の名所となっているようです。

「あかね通り」は、元煉瓦を運んでいた路線跡で、現在は、サルスベリ、キンモクセイなどの樹木やつつじなどが植栽された緑道となっており、深谷駅から小山川まで4kmの歩行者・自転車専用道路となって爽やかな散歩道となっていました。

あかね通りの福川には、以前の煉瓦造りの福川鉄橋が架けられた史跡で、現在の橋の側には、煉瓦造りの鉄橋や線路の一部が保存されています。

福川鉄橋の先の道路周辺は、旧鎌倉街道があった田園地帯の麦畑では、黄金色に輝く色鮮やかな風景が拡がっていました。

更にあかね通りの小山川近くには、煉瓦輸送専用線に架設された「備前渠鉄橋史跡」で、現在の橋の際に小規模な赤レンガアーチ橋が保存されていました。

備前渠鉄橋の先の「旧煉瓦製造施設」には、工場の一部として外壁や「旧事務所」「急変電室」「ホフマン輪窯6号窯」などが、以前の姿で保存されていて、国重要文化財に指定されています。

重要文化財の「ホフマン輪窯六号窯」は、現在保存修理工事が行われていて、内部見学は出来ませんでしたが、煉瓦造りのレトロな外観が見られました。

旧煉瓦製造施設の前の「浄化センター」もこの日は閉館でしたが、煉瓦造りの壮観な外観が見られます。

煉瓦の街、深谷市の史跡を巡ったあと、深谷市の中心の旧中山道&深谷宿の街歩きをしていました【続く】


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 横浜 大塚・歳勝土遺跡公園散策 | トップ | 深谷市中山道散策 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (maria)
2024-05-26 11:58:11
korman さん、こんにちは
深谷市の駅舎がこんなに立派なのは知りませんでした
素晴らしい建物で驚きました👏
私が群馬から良く上京してた頃は違ってたと思いました
調べて見ますとやはり2000年少し前に改築されているのですね
渋沢栄一さんは、埼玉では数々の建物や橋などを使っていますが
群馬の富岡製糸工場なども手がけたお方ですね
絹を横浜へ運ぶ為高崎線も作られ、鉄道が活躍する様になりました
東京丸の内や銀座など煉瓦造りの建物も今や貴重ですね
深谷に行った事も有りませんが、大変興味深く拝見しました
いつも有り難うございます
Unknown (korman)
2024-05-26 19:34:23
mariaさん こんばんは
深谷町へは、初めての訪問てすが、渋沢栄一氏の故郷で、レンガ町とも言われて、市内各地で煉瓦の建築や史料館など、歴史的な街並みが、保存されていて、特に深谷駅の外観は、感動しましたねぇ。
また、旧中山道の宿場町の光景も想い出残す街並みで、楽しめましたね。
ありがとうございます。

コメントを投稿

まち歩き」カテゴリの最新記事