MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

横浜 大塚・歳勝土遺跡公園散策

2024年05月24日 | まち歩き

横浜歴史博物館で横浜の古代からの長い歴史を学んだ後、国の指定史跡「大塚・歳勝土遺跡公園」を散策してきました。

遺跡公園は、弥生時代中期の遺跡で、環濠集落の「大塚遺跡」と墓地跡の方形周溝墓群「歳勝土遺跡」が残されている自然公園となっていました。

歴史博物館近くの入口から、自然に包まれて雑木林と竹林の長い坂道を上り「歳勝土遺跡」へ向かいます。

「歳勝土遺跡」は、四角形の盛り土の周りを四辺を囲む溝で囲んだ形のが特長的な方形周溝墓とよばれる形で、大塚遺跡に住んでいた人々のお墓跡で、発掘された当時の状態や木棺を復元し埋葬の様子が復元されていました。

盛土された墓地跡の近くには、遺跡跡周辺地域の複雑な地形の台地と遺跡を表現した石造りの地形模型が創られていました。

「大塚遺跡」では、弥生時代のムラ跡の竪穴住居7棟と高床式倉庫、型取り遺構などが復元され、

各棟は、厚みある茅葺き屋根の住居で、棟内も竪穴式住居の特徴的な景観が復元されていました。

高床式倉庫は、八本の掘立柱に立つ建物で、柱にはネズミ返しも付けられていて、当時は収穫した稲などの穀物を収納する倉庫だったようです。

大塚遺跡の中央には、 当時の環濠集落の濠に囲まれた住居跡が復元されています。

「都築民家園」は、江戸時代中期以降の古民家を復元された家で、この日は閉館されていましたが、当時の面影が残る景観が見られます。

遺跡公園から最寄りのセンター北駅へ向かう道中にも、道祖神や庚申塔が見られます。

弥生時代から大正までの横浜の歴史を学びながらのブラ散歩でした。


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