湯河原温泉街散歩の最後は、万葉公園から千歳川沿いの散歩道を経て、福泉寺、五所神社の観光スポットを巡ってきました。
万葉公園の落合橋から千歳川沿いには、緩やかなウオーキング道があり清流を望みながら福泉寺へ向かいます。
途中の泉公園では、滝の広場や遊具広場がある自然公園で、この日は滝の流れていませんでしたが、蝉や野鳥の声が聞こえて静寂な雰囲気に包まれていました。
園内には、ユニークな子供の顔のような建物がありますが、トイレ家屋でした
泉公園から千歳川遊歩道に戻り、川沿いにある福泉寺に向かいました。
福泉寺の本堂は、茅葺の屋根となっており、歴史観ある姿が見られます。
本堂前の境内には、300年以上前に建立された「首大仏」と言われる陶製の釈迦如来像が安置され、仁王様と共に時代感覚を連想する姿が見られます。
頭には、カタツムリや大きな貝を張り付けたような螺髪も見られ、驚きの姿を見せています
大仏の周りの石塀には、多くの石仏や道祖神、石地蔵などが設置され、聖なる雰囲気が漂っています。
巨大な石灯篭も由来は不明ですが、威圧感を感じる姿でした。
福泉寺近くの千歳川では、勢い溢れた滝のような流れが水音を響かせていました。
福泉寺から湯河原のパワースポットの五所神社へ向かいます。
五所神社は、天照大神など九つの尊が祀られている神社で、神木の楠や七福神が見られる湯河原随一のパワースポットとなっているようです。
拝殿前には、樹齢850年の御神木の大楠が聳え立ち、幹に触れながら祈るとパワーを授かるという名木となっています。
境内には、湯河原と熱海泉地区から出征された戦没者を祀る頌徳社と忠魂碑が建てられていて地域の信仰を集める社となってい居るそうです。
また、境内には、弁財天・大黒天・恵比寿神・寿老人・福禄寿・毘沙門天・布袋尊が鎮座し、様々な開運・幸運・家庭円満の福を授かるパワーを感じていました。
神社の道路を挟んだ先には、「明神の楠」と呼ぶ樹高18m、軒回り15.6m、樹齢800年以上の大楠が聳えて、幹の中には、小さな祠が置かれていて、「かながわ名木百選」に選ばれている異形の姿を誇っています。
湯河原の渓谷沿いの池峯コースや万葉公園、福泉寺などの自然のパワーを感じながらの長旅を楽しんでいました。
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