川崎大師を参拝の後、多摩川遊歩道から大師橋を経て、羽田空港付近の大田区の海老取川河口の平和の大鳥居から、穴守稲荷神社を巡ってきました。
多摩川河口付近の大師橋付近には、以前には橋も無く羽田の渡し場だった所で、現在は、28年前に竣工した 上・下線の三重橋となっていて、かながわの名橋100選に選定されていますが、新しい橋が作られた以前の旧大師橋は、85年前に架けられた京浜工業地帯の橋で、右岸のお休み処には、親柱が保存されていて、多くの鳩の群れが飛び交っていました。
新大師橋は、約500mの斜張橋で歩道の床面には、アートな石板が張られていています。
大師橋を渡った左岸には、羽田の渡し場の記念碑が設置されています。
多摩川下流側の海老取川との合流地点には、関東大震災や東京大空襲で漂流された水難者を祀られた無縁仏堂が設置されています。
海老取川の左岸の広場には、穴守稲荷にあった鳥居が移設されて「平和の大鳥居・楽園広場」と名付けられ、愛の鐘や日の丸が掲げられ鳥居下には、平和を願う多くの飾り物が設置されて、世界の平和を祈願するお休み処となっています。
楽園広場から、約1km離れた所には、穴守稲荷神社が鎮座し、創建200年以上の由緒ある豊受姫命を祭神とする稲荷社で、安全・安心祈願、災難除けなど多くの御利益高い稲荷として崇拝される東京の人気スポットとなっており、久しぶりに訪れて参拝してきました。
鳥居の連なる千本鳥居の先に、稲荷社の幟が掲げられて本殿・奥の宮・稲荷山の威風の雰囲気に包まれています。
千本鳥居の参道の先には、奥之宮が鎮座し石積の壁に囲まれ神様の使いのお狐様が沢山並んでお守りされています
奥之宮の横には、築山稲荷・幸稲荷・末広稲荷・航空稲荷の摂社が並び、多くのお狐様に守られています。
稲荷山(築山)の山頂には、穴守稲荷上社と御嶽神社が鎮座し、羽田空港や海老取川を望める聖なる神域となっています。
稲荷社の参道も華やかな歴史感ある光景が見られます。
川崎大師や穴守稲荷神社の厄除け、開運の雰囲気に心癒やされながらのぶら散歩でした。
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