MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

真鶴散歩~貴船神社・岩海岸

2023年07月31日 | まち歩き

真鶴貴船まつりの「東西小早船の水浮け(進水式)」を見た後、祭典が行われる貴船神社に向かいました。

貴船神社へ向かう途中の漁港の山側には、石橋山の合戦で平家に敗れた源頼朝が身を隠していた「しとどの窟」が保存されて、この窟の前に「鵐(しとど)窟観音」が祀られています。

貴船神社の神輿が担がれて下りる108段の「清めの階段」では、準備中でしたので、先に参拝してきました。

貴船神社には、海の安全の守りがと称され真鶴の漁業や石材業の福をもたらす神が祀られていて、厚い信仰されている街の鎮守さまとなっていて、安全祈願していました。

本殿前には、貴船まつりで行われて担がれて階段を下りて陸上渡御される発輿式前の神輿が置かれていました。

社殿の横には、人の形の「厄除・厄祓門」が置かれていて、くぐって厄払い出来る門ですが、小さくてくぐることは出来ませんでした 

「清めの階段」の両側に23基づつの立派な石灯籠が並び心洗われる光景が見られます。

階段の途中には、源頼朝が敗走した時に休憩して腰掛けていたとされる巨大な岩が置かれています。

この日は、神輿の巡行が午後からでしたので、貴船神社に参拝した後、真鶴港北部にある岩海岸へ向かいます。

長い坂道を経て岩海岸に向かうと、波も無くアスレチック施設が設けられたウオーターパークがでは、砂浜には多くのテントが設置されて海水浴を楽しむ光景が見られます。

岩海岸は、源頼朝が石橋山の戦いに敗れて安房の国へ渡った浜ですが、夏にはOWS(オープン・ウオーター・スイミング)が毎年実施される海水浴場で、以前に家族と共にOWSで苦労した想い出を振り返りながら一休みしていました。

岩海岸から真鶴駅へ向かう坂道には、源頼朝が石橋山の戦いに敗れ箱根山中を逃れて海岸へ向かう途中に、土肥実平が頼朝の再起を願って謡い踊った処で、「謡坂(うたい坂)」と名付けられています。

駅までの謡坂道の途中にも、頼朝の再起を祝う石碑や道祖伸、石工先祖の碑が見られ、真鶴の歴史の道となっています。

謡坂を上りきった真鶴駅近くの「荒井城址公園」では、後三年の役に源義家に従って活躍した荒井実継の居城といわれ、現在は緑地公園として春には枝垂桜の名所となっているようで、竹林やブナの木などが茂る憩いの場となっていました。

猛暑の一日でしたが、久しぶりに真鶴の伝統の貴船まつりや歴史スポットを巡ってきました。

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