MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~横浜馬車道・伊勢佐木モール

2023年07月15日 | まち歩き

神奈川歴史博物館のかながわの歴史展を観た後、横浜開港の街の馬車道周辺をぶら散歩してきました。

横浜開港当時、幕府が横浜港場の混乱を避けるために、開港場周辺に川や堀を設置して吉田橋を架けて関門を設置して、その内側を「関内」と名付け、関門から横浜港を繋ぐ道を外国人が馬車で行き来したことから「馬車道」と名付けられたようで、馬車道が出来て156周年を迎え、開港の歴史道と呼ばれているようです。

馬車道には、ガス灯やアイスクリーム、近代街路樹などの発祥地として、多くの記念碑やモニュメントが設置されて、浪漫溢れる街並みとなっています。

馬車道中央の関内ホール前には、日本初のガス灯が灯り、日本ガス事業発祥の地となっています。

馬車道の歩道端には、多くの馬塔が設置されています。

馬車道の西側の六道ノ辻通りに入ると、有名なレストランの「馬車道十番館」の赤レンガ壁の外観が明治の西洋館を再現した建築で、素晴らしい絵になるモチーフとなっています。

十番館前には、馬車道を往来した牛や馬の水飲み場や公衆電話が保存されていて、当時の遺構となっています。

エントランスには、由来は不明ですが、銃砲も飾られています。

JR関内駅近くの馬車道広場には、多くの樹木が植えられていて、「近代街路樹発祥之地」となっています。

馬車道の関内駅近くには、「吉田橋関門跡」が石碑が設置されて、「関門」が設置された馬車道の原点となっています。

吉田橋の手前には、「鉄の橋」と「ブラントンと横浜」の記念碑が設置され、案内によると、吉田橋は、明治時代にイギリス人のブラントン氏の設計により、大岡川の支流の吉田川に架けられた日本初の鉄製のトラス橋だったそうです。

現在は、吉田橋の下には、川ではなく高速道が設けられています。

吉田橋の先の伊勢佐木町(イセザキモール)に入ると、歩行者天国となっており、以前は興行の街として賑わった繁華街で、今も以前の名残の光景が見られます。

通りには、旧横浜松坂屋だったカトレアビルなどアール・デコ調のレトロな建築が並び、名残の風景が見られます。

イセザキモールの一角には、モールのシンボルのからくり時計が復活して、今も時を知らせるミュージックが流れ人形が動き、街の人気スポットとなっています。

からくり時計の近くには、アート作品かと思えば、樹木の幹が黄色い苔で覆われた珍しい姿を見せています。

イセザキモールから大岡川へ向かう道路沿いのビルの壁には、キングダムのような壁画や三人像の彫刻が描かれてアート・ロードとなっています。

大岡川沿いの吉田町のビルの間には、アート作品とは対照的な第六天稲荷社が鎮座し、稲荷社の前には、多くの鳩が集い、第六天魔王と共に、伊勢佐木町界隈の守り神となっているようです。

この日は大岡川沿いの桜並木を経て桜木町駅へ向かいましたが、異国情緒あふれる横浜の歴史スポットを巡ったぶら散歩でした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする